積み荷のない船

Single「TEENAGER」1998年
作詞:井上陽水

積み荷もなく行くあの船は
海に沈む途中

港に住む人々に
深い夜を想わせて

間に合えば 夏の夜の最後に
遅れたら 昨日までの想い出に

魚の目で見る星空は
窓に丸い形

旅行き交う人々が
時を楽に過ごすため

サヨナラは 雨の歌になるから
気をつけて 夢と夢が重なるまで

過ぎ行く日々 そのそれぞれを
なにか手紙にして

積み荷もなく行くあの船に
託す時は急がせて

帰るまで 好きな歌をきかせて
会えるまで 胸と胸が重なるまで

カテゴリ : 1996~2000「Singles & Others」 登録日 : 2006年04月08日 16:07