俺の事務所はCAMP
Single「リバーサイドホテル」1982年
俺はテレビでも唄をうたい
たまのクラス会でもうたう
レコーディングでうたう時は
誰も居なくても踊る
俺はプラスティックなのどを使い
胸に冷却器を忍ばせて
夜明けの唄を夜にうたい
幸せでも声をふるわせる
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺のエレキギターに張るこの弦は
全部、太さを変えてある
特に 切れるのが一番目で
切って 切れないのが六番目
俺は南でも汗をかかず
北の国では雪にもぐり込み
何か伝えてと望まれても
俺のやりたい事は伝えぬ事
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺はロマンスでも部屋に運び
手を加えて唄にする
誰も知らないはずのこのロマンスが
いつかヨッパライも口にする
俺の耳が俺に告白をした
音を聞くのはつらい事ですと
俺は驚いて耳に言った
それじゃ耳とは言えないじゃないかと
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺はマイクでも スタジオでも
ドラムスでも エレキピアノでも
みんな親しくはつきあうけど
いつも一緒に寝る訳じゃない
ずっとこのままが続くけれど
だから求めているものは
たとえ違っても違わなくても
君とめぐり逢える夜のその時
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
カテゴリ : 1981~1985「Singles & Others」 登録日 : 2006年04月06日 00:49