野蛮な再会 忌野清志郎共作

つきあってた頃の君は
おもいだし笑いが得意
じゃれあってた夜の度に
強がりなんて言って

スカートを下げても
ブローチでとめても
時計の針のようで

抱きあっては夜の度に
忘れにくい夢も見たが
気になってるだけの僕は
笑われているみたい

ブルースをきいても
マティーニを飲んでも
砂漠の果てのようで

もう一度あうなら
久しぶりに君に
星屑の中で甘くささやいて、散りばめて

燃えあってもいまの月は
高速道路からの眺め
重なっても夜にふたり
道にはずれているみたい

スピードをあげても
ブレーキをかけても
野蛮な恋のようで

カテゴリ : 1994「永遠のシュール」 登録日 : 2006年03月08日 19:06