もうじき夏がくる
もうじき夏がくる
まぶしい夏がくる
アスファルトにかげろうがゆれる
夏には恋をする
一度は恋をする
しゃぼん玉とミルクセーキがとける
もえる夏に、ゆれる夏にひとり
このままじゃ、やりきれないみたい
もうじき夏がくる
想い出つれてくる
浮きぶくろと貸し切りバスに乗って
夏にはふるさとが
ひび割れふるさとが
おまつりへとカネやタイコで誘う
もえる夏に、遠い夏にひとり
このままじゃ、やりきれないみたい
もうじき夏がくる
汗ばむ夏がくる
ひまわりにはミツバチが眠る
エナメルサンダルが
水辺で切れた時
花火が咲き星空を飾る
もえる夏に、いつも夏にひとり
このままじゃ、やりきれないみたい
もえる夏に、こんな夏にひとり
このままじゃ、やりきれないみたい
カテゴリ : 1981「あやしい夜をまって」 登録日 : 2006年03月04日 14:41