ダンスのチャンス
Single「悲しき恋人」1984年
作詞:井上陽水
ダンス ダンスのチャンスを探している時
踊れるクラブの前に居た
ダンス ダンスのムードを求めている時
ネオンのサインに誘われた
入口には人みしりの黒ひょうが居て
店の人はわざとらしくワインをこぼして
ダンス ダンスのチャンスを探していたので
イスにも坐らずながめてた
ダンス ダンスの相手を探している時
水着の女性が前に居た
ダンス ダンスのセンスをちらつかせながら
ガムをかみながら踊ってた
床の上はすべりやすくい氷のようで
熱を上げたお客達は互いにぶつかる
ダンス ダンスのチャンスを探していたので
ステキなバンドも現れた
ダンス ダンスのラストはおなじみの曲で
ラインドライブに始まった
ダンス ダンスの最後はあかりを消して
出口のサインをめだたせた
お別れかな また会うかな こういう夜に
サヨナラかな 始まりかな 二人の夜は
ダンス ダンスのチャンスを探していただけ
どうでもいいのさ そんなこと
悲しき恋人
Single「悲しき恋人」1984年
作詞:井上陽水
はかない はかない 恋をして
ライトビールかなんかを ふりまいていた
つめたい 夜風が それを見て
ああだ こうだ そうだと ただほえている
あなたに あなたに 会う夜は
プールサイドのそばの もっと横にいる
こわれた 気持に にあうのは
パインジュースの缶と 水銀の香り
青い海の 光がひかるのに
輝きは風上へ Far Away
Far Away
誰も恋人なんかを愛してない
あなたに あなたに サヨナラを言わないで
かなたへ かなたへ 消えてゆく
ただ それだけ
悲しい 悲しい 恋をして
白いラベルのテープを 聞きつづけてた
とめども ない程 目を閉じて
ダンスホールのまわりを かけまわるだけ
あなたに あなたに 会う夜は
ロマンティックは時代の 終りかけた頃
こわれた 気持に にあうのは
赤いレースのドレスと 黒い髪飾り
青い夜の とばりがとんだのに
想い出と想い出は Far Away
Far Away
誰も恋人なんかを愛してない
あなたに あなたに サヨナラを言わないで
かなたへ かなたへ 消えてゆく
ただ それだけ
Speedy Night
Single「いっそセレナーデ」1984年
作詞:井上陽水
夜に浮かんで
白い車の速さに
君と遊んで
つまり秘密の小部屋に
悲しいなら 泣いて
楽しいなら 抱いて
Speedy Night Mama Less
Speedy Night Fashion Drive
腕をつかんで
ヒドイ誘いのかわりに
鼻をつまんで
まるいお口のまわりに
雨の日なら 泣いて
寒い日なら 抱いて
Speedy Night Mama Less
Speedy Night Fashion Drive
肩ごしにもれる吐息に
アカシアのゆれた歩道に
風は真夜中の飛ばし屋
“Asked the girl what she wanted to be"
こまどりのうたう谷間に
淋しげにぬれたルージュに
笑うからくりに三日月
“Asked the girl what she wanted to be"
肩ごしにもれる吐息に
アカシアのゆれた歩道に
風は真夜中の飛ばし屋
“Asked the girl what she wanted to be"
こまどりのうたう谷間に
淋しげにぬれたルージュに
笑うからくりに三日月
“Asked the girl what she wanted to be"
夜にゆがんで
まわりつづけたハンドル
星にかすんで
帰り道から消えだす
君の目から 泣いて
細い手なら 抱いて
Speedy Night Mama Less
Speedy Night Fashion Drive
Speedy Night Mama Less
Speedy Night
Fashion Driving My Mother Lovers Everyone
俺の事務所はCAMP
Single「リバーサイドホテル」1982年
俺はテレビでも唄をうたい
たまのクラス会でもうたう
レコーディングでうたう時は
誰も居なくても踊る
俺はプラスティックなのどを使い
胸に冷却器を忍ばせて
夜明けの唄を夜にうたい
幸せでも声をふるわせる
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺のエレキギターに張るこの弦は
全部、太さを変えてある
特に 切れるのが一番目で
切って 切れないのが六番目
俺は南でも汗をかかず
北の国では雪にもぐり込み
何か伝えてと望まれても
俺のやりたい事は伝えぬ事
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺はロマンスでも部屋に運び
手を加えて唄にする
誰も知らないはずのこのロマンスが
いつかヨッパライも口にする
俺の耳が俺に告白をした
音を聞くのはつらい事ですと
俺は驚いて耳に言った
それじゃ耳とは言えないじゃないかと
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
俺はマイクでも スタジオでも
ドラムスでも エレキピアノでも
みんな親しくはつきあうけど
いつも一緒に寝る訳じゃない
ずっとこのままが続くけれど
だから求めているものは
たとえ違っても違わなくても
君とめぐり逢える夜のその時
俺の仕事はSing&Song
俺の事務所はCAMP
電話ひとつさ 400-1920
Music High
Single「とまどうペリカン」1982年
踊ろうぜ ドレスはひらひら
靴はピカピカで
飛ばそうぜ シャンペンの泡を
幸福の中へ向け
MUSIC HIGH
俺もおまえも MUSIC HIGH
DANCIN' TONIGHT
ゆれたままだよ MUSIC HIGH
やれそうなことはなんでも
今夜のうちにやろうぜ
二人に要らないものは
振り返る為の時間
MUSIC HIGH
見つめたままで MUSIC HIGH
SHININ' YOUR EYES
瞳の色は MUSIC HIGH
明かそうぜ 夜をとびきりの
楽しみにしたまま
飛ばそうぜ メタルの窓の
車に乗り込んで
MUSIC HIGH
速さをまして MUSIC HIGH
LOVIN' YOU
気分を言えば MUSIC HIGH
MUSIC HIGH
俺もおまえも MUSIC HIGH
LOVIN' YOU
気分を言えば MUSIC HIGH
MUSIC HIGH MUSIC HIGH
夏星屑
Single「ジェラシー」1981年
夏星屑
輝いてゆれながら
夢つづくまで
空を飾る
今、二人で
南風につれられて
魚のように
愛をうたう
君のスタイルは
銀色の水着に
甘いロマンスを
ちりばめたような
くちびるから
ささやきが届いたら
この愛を君に聞かせる
月影から
流れおちるメロディー
耳かたむけて
恋をしよう
君はステキだぜ
光とハモるから
どんな幸福に
とじ込めてあげよう
夏星屑
今、二人でSmilling
この恋は 夏星屑