2011年01月30日
井上陽水「灰色の指先」
井上陽水のアルバム『white』(1978年)で「灰色の指先」を聴いた。最新の2010年『魔力』を選ぼうとしたのだが、指がここで止まってしまった。
このアルバムには1曲目の「青い闇の警告」をはじめとして、心に突き刺さる曲が多い。まれにステージで唄われる「ミスコンテスト」もそうだし。「愛の装備」や「迷走する町」はぜひライブで聴きたい。中でいまのわたしにぴったりなのが「灰色の指先」。
1月は忙しい。稼働日が少ないのに仕事が多いから。アルバイトの回数を増やし、なおかつ家でも知り合いに頼まれた仕事をする
家では単純作業である。駐車料 200円、高速通行料 500円、カチカチカチカチ。わたしの指先は磨り減りはしないけど、「灰色の指先」の彼と同じ。いや、彼のほうがまだまし。だって、何かを創造しているもの。たとえその一部分であれ。何だろう?車?電車?飛行機?
わたしの指は何も造らない。接待飲食代 31500円 手土産菓子代 えーと2100円 最近の領収書は日が経つと消えてくるのイヤだな カチカチ。毎年自分で計算しなさいと言っているのにな。まあ、貧乏なわたしを想って、命じてくれるんだけどね、カチカチ。
『white』はいま「暑い夜」これも好き。たった5ヶ月前には、こんな暑い夏はないと言っていて、いまは、こんな寒い冬はないと厚いコートを着ている。
次が「灰色の指先」暗い?でもドラマチック。映像が見える、白黒の。流れ作業かぁ。終わりがないんだね。その点わたしがましかも。キーボードを、いつかは終わる、いまに終わると思いながら叩く。果てしないようでも、必ず終わりはあるものね。
こんな単純作業に比べれば、曲を造るって大変。比べては申し訳ないほど大変、多分。何もないところから、手品のように出すのだもの。「灰色の指先」はどんなふうに出来たのか。うんうん、考えようによっては、わたしのはラクな人生。
早く終わらせて、映画に、じゃなかった、コンサートに行こう。
井上陽水 Tour 2011 Powder 始まります。
初日は 2011年2月3日(木)神戸国際会館 19時開演
歌詞は井上陽水うたのことばでお読みになれます
2005年09月07日
井上陽水「Bye Bye Little Love」
CDアルバム『white』(1978年LP)で「Bye Bye Little Love」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。アルバムの最後の曲である。
♪俺たちが恋をした時
♪天使から羽根がはずれた
♪重たい空
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
♪Bye Bye Little Love
♪Bye Bye Little Love
愛が終わったわけではない。引き裂かれたのでもない。理由はない。ただ時が来ただけ。
この曲を聴き終わってため息をつく。そしてまた「青い闇の警告」から聴く。『white』はそんなアルバムだ。2年以上前の『招待状のないショー』より若々しい印象があるのななぜだろうか。
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→white)
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CD『white』FLCF-3849
投稿者 蒼木そら : 23:38 | コメント (8) | トラックバック
2005年09月06日
井上陽水「甘い言葉ダーリン」
CDアルバム『white』で「甘い言葉ダーリン」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。昨日に引き続き『white』を聴く。「ダンスの流行」の次の曲。
タイトルの印象は、いい意味で裏切られる、。たしかに甘くて穏やかなメロディーだが、そこはかとなく翳が漂う。
♪あてのない旅人は知らない
♪眠られるゆりかごは売ってない
読んでも歌われても美しい詩です。
ないない尽くしのこの詩の世界に、別次元から来たような「甘い言葉ダーリン」が入り込んでいる。整った四行三連の詩でよいような気もするが、ミスマッチがまた面白かったり。
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→white)
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CD『white』FLCF-3849
投稿者 蒼木そら : 23:32 | コメント (14) | トラックバック
2005年09月05日
井上陽水「ダンスの流行」
CDアルバム『white』で「ダンスの流行」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。“ダンス”のつくタイトルの陽水の曲はざっと見て3曲ある。「ダンスはうまく踊れない」「ダンスのチャンス」とこの曲。いろいろな編集盤にはいっている「ダンスはうまく踊れない」とこの「ダンスの流行」は、およそ同じ時期に生まれている(たぶん)。
だいぶ前のことだが、飛行機の中かなんかで、ハリウッド版「Shall we Dance?」を観た。オリジナル「Shall we ダンス?」のほうが面白かった。誰かが言っていた、あまり踊る習慣のない日本人だからこその話だと。そのとおりだと思う。このあたりのニュアンスは、当然ハリウッド版にはない。
♪ジルバ、マンボ、タンゴ、ルンバ、ボサノバ
♪ダンスの流行
ひとつ前の曲「迷走する町」で『white』感を堪能したあとのこの曲は、ずいぶん雰囲気が違う。転がってつまづきそうなリズム。こんなスピードで踊り続けるのはたいへんだ。
でも二人は毎日ダンスダンスダンス。クラブから外へ「暗い夜道」へ、捉われて、恋も忘れて。「赤い靴」の女の子のように、とまらない。
♪いたわって うら切って いつまで踊れば
♪リズムの外で 君と休める?
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→white)
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CD『white』FLCF-3849
投稿者 蒼木そら : 23:07 | コメント (12) | トラックバック
2005年08月17日
井上陽水「white」
CDアルバム『white』(1978年LP)でタイトル曲「white」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。
休暇中に話題の本《野ブタ。をプロデュース》(白岩玄著 河出書房新社)を読んだ。初版が2004年11月で、その前に雑誌《文藝》に発表し昨年の文藝賞を受賞したらしい。 それらのことは知らずに、休暇先で借りて読んだら、これが面白い。
高校生の主人公「俺」は自分を見せずに、「着ぐるみ」桐谷修二を学校で演じ、人気者だ。タイトルは、修二が転校生「野ブタ」をプロデュースして、いじめられ役からアイドルに仕立てるという意だが、反面「俺」は・・・・。
(笑)を文中で使ったりするメールのような文章に最初なじめないものの、いい大人が面白く読んだのは、題材や設定は今風でも、普遍のテーマが垣間見えるから。周りに理解されない自分。青春期のプライドとその裏返しのコンプレックス。仮面については、誰でも程度の差はあれ、かぶって社会を生きているのではないのか?
そういう自分をウジウジ嘆いたり、孤高を気取ったりせず、「俺」は着ぐるみを着て果敢に打って出て成功している、演技が破綻するまでは。
この本がいま話題になっているのは、どうもジャニーズの若手人気俳優、山下智久と亀梨和也が出演して、ドラマ化されるかららしい。日本テレビ系土曜ドラマ、10月スタート。
出演者もさることながら、脚本家が“木皿泉”と聞いて驚いている。ずいぶん前だが《やっぱり猫が好き》の何本かと、2003年夏の日本テレビ系土曜ドラマ《すいか》(名作!)の作者である。原作のある本は初めてではないだろうか。
原作には大人は一切(教師は「おっさん」「おばさん」と切り捨てられ)登場しないが、ドラマではどうなのか。常連の“小林聡美”“もたいまさこ”などの出番はないのか?「やりたいことしかやらない」らしいこの脚本家が、どのようにさばくのか、興味津々、楽しみである。
それはともかく・・・って長すぎる前置きだが。
♪嘘をつく子は日暮れの
♪別れの時の居場所がわからない
上記の本の終わり近く、彼女との別れのシーンに合いそうなフレーズで始まる。
アルバム《white》の3曲目にあって、前の「ミスコンテスト」の苦味から転じて、単調な曲想がとても寂しい。なにか、聞いてはいけないような気持ち。でも、聞き出すと繰り返して聴く。
♪甘いミルクを飲んでも白いだけです
もう自分の色がわからない。「足をふみだす」方法がわからない。詩だけ読んでも胸が痛む。
再び《野ブタ・・・・》に戻るが、アイデンティティとは、他者があってこそ成り立つのに、それに気づかない、あるいは、気づいても他者に素の自分を見せる勇気がない。そこに悲劇がある。ハードボイルドな終わりは、潔いが、せつない。
♪風向きしだいで変わるでしょうか
♪どんな風向きだろうと同じ事です
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→white)
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CD『white』FLCF-3849 《野ブタ。をプロデュース》河出書房新社
投稿者 蒼木そら : 22:53 | コメント (9) | トラックバック
2005年07月18日
井上陽水「暑い夜」
CDアルバム『white』(1978年LP)で「暑い夜」を聴いた。作詞/白石ありす 作曲/井上陽水 編曲/星勝。
今日は海の日で梅雨明けだそうである。夕方になってようやく外へ出た。案外風があって気持ちがいい。雷警報が出ているらしいので、どこかで夕立が降っているのか。この辺にも一雨くるとよいが、さもないと暑い夜になりそうだ。
♪暑さで曲がった時計針
♪誰の時間に合わせたらいい?
♪暑い夜
「井上陽水コンサート2005」で歌われたとき「白石ありすという人と作った曲」と聞くまで、陽水の作詞かと思っていた。面白い詞です。白石ありすについて調べてみたが、作詞家で、小室等、吉田拓郎その他いろんな歌手に詞を提供しているらしいことしかわからない。
♪けだるい手でTVをつけると
♪ボクシングの生中継
♪暑い夜
♪あついぃぃぃ~よおぉぉぉるぅぅぅぅ~
どんなに暑くても、この曲がライヴで聴けるなら大歓迎さ!の曲。
今夜の生中継は女子バレーボール。ニッポンが3セット目を善戦しています。
♪あの娘にもらった夏カゼが
♪時間を「TV」と「終り」に区切る
♪暑い夜 暑い夜 暑い夜
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→white)
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CD『white』FLCF-3849
投稿者 蒼木そら : 20:45 | コメント (1) | トラックバック
2005年07月17日
井上陽水「ミス コンテスト」
CDアリバム『white』(1978年LP)で「ミス コンテスト」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。シングル『ミス コンテスト』(1978年EP)B面は「8月の休暇」。
競争が苦手である。ゲームなどは別だが、ひとに勝ちたいと思わない。で、成績とか出世とかに無縁の仕事についたが、社会で働く以上はどんな形であれ競争に巻き込まれるのだった。
結果は多分負け組なのだろうが、本人が競争したつもりがないから、負けた意識がない。この結果を見越してレースに参加しなかったのかもしれない。意気地のないなはしだ。
♪水着に着がえて 化粧には力を
♪会話をみがいて 微笑を整え
「ミス コンテスト」この名称こそもうないが、いろいろなコンテストはいまも行われている。
堂々とエントリーする人を何事にも自信のないわたしは尊敬と羨望の目で見る。
♪全国から来た美人の群れに
♪間もなく幕が 上がろうとしている
誰を勝ちとし、誰を負けとするのか、それを決めるのも人間だ。羨望される存在でも、審査される過程で人は生身の人間ではなく、データの集まりとなる。でも、誰にも平等なチャンスなのだから、そのくらいは我慢しなければ、という見方もあるだろう。
♪誰も見ていない 舞台の裏で
♪何も決めてない 掃除婦が働く
突然「舞台の裏」にスポットをあてることで、ある種のコンテストの馬鹿馬鹿しさを見せる。
巧みな歌唱が聴かれるいい曲です。
♪厳正な審査
♪夢のコンテストは 誰がNo.1
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→クラムチャウダー、white)
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CD『white』FLCF-3849
CD『クラムチャウダー』ライブ版(1986年)FLCF-3856
投稿者 蒼木そら : 23:55 | コメント (16) | トラックバック
2005年04月12日
井上陽水「愛の装備」
CDアルバム『white』で「愛の装備」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。
ひと言ではくくれないアルバム『white』だが、それでもこの「愛の装備」の存在は異色かもしれない。
♪太陽なら沈んだ
♪旅も今日で終わった
♪ハイウェイ 銀のライトが並び
♪もうすぐ君のエリアに入る
♪愛を装備した車が
♪長い道を縮める
あふれそうな愛を積んで走る車。ひたすら前へ家へと高速で進む。胸のたかなり、喜びを歌い上げるメロディ。不安も疑いもない愛の歌って、珍しいのではないだろうか。
♪夜を越えて 僕は帰る
♪すべての事が あざやかな今
「井上陽水コンサート2005」の全日程25会場が発表になり、4月17日に舞鶴で開幕します。
「今日も井上陽水」でのリクエストはどのくらい叶えられるのか、余興に予想してみます。下記の提案曲のイタリック表記13曲が一回でも演奏されれば5点、他の曲は1点の得点とします。何回演奏されても、5点と1点。満点は81点。
筆者の予想は、7点 です。
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「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー 28 結詞
25 Final Love Song 26 あなたを理解
23 自然に飾られて 24 能古島の片想い
21今夜 22 悲しき恋人
19 ワカンナイ 20あかずの踏切り'76
17 移動電話 18 Yellow Night
15 いつもと違った春 16 ライバル
13 青い闇の警告 14 迷走する町
11 白い一日 12 EVERY NIGHT
9 つめたい部屋の世界地図 10 ラブレターの気分で
7 青空、ひとりきり 8 嘘つきダイヤモンド
5 長い坂の絵のフレーム 6 とまどうペリカン
3 テレビジョン 4 結局 雨が降る
1 イミテーション・コンプレックス 2 全部 GO
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CDアルバム『white』FLCF-3849(1978年7月)
投稿者 蒼木そら : 23:50 | コメント (9) | トラックバック
2005年03月13日
井上陽水「灰色の指先」
CDアルバム『white』(1978)と『Blue Selection』(2002)で「灰色の指先」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝(78年)・井上陽水(2002年)。なお、1886年のライブ版アルバム『クラムチャウダー』にも収録されていて、こちらのアレンジは、大村憲司である。
♪彼の性格はひどい無口
・・・・・・・・・・・
♪20才まえまでは誰にも会わずに
♪いつも壁のそばに居た
「彼」という代名詞を使っている曲は珍しいのではないだろうか。「ライバル」の「彼女」と比べると、対照的な主人公である。
♪灰色の指先で毎日をなぞっても
♪数えても重ねても仕事場は流れ作業
プレス加工が彼の仕事なのだ。灰色のように目立たない男。彼には恋もそれほどの喜びではない。
チャップリンの映画を観るような、モノトーンの雰囲気。ただ、チャップリンなら、悲しい恋をしそうだけれど。
曲は淡々としたブルースっぽい感じ。『Blue Selection』のジャズ・アレンジも、最初に鳴るウッド・ベースが流れを創ってしみじみと快い。オリジナルとこちら、どちらも好き。
♪指先の色はいつしか変わって
♪とうに指紋はなくしてた
今日の朝刊(朝日新聞東京版)一面のトップは「指紋カードで出国審査」だった。眼や掌での照合システムは、映画などの中の話でなく、とうに実用の段階だったのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー 28 結詞
25 Final Love Song 26 あなたを理解
23 自然に飾られて 24 能古島の片想い
21 今夜 22 悲しき恋人
19 ワカンナイ 20 あかずの踏切り'76
17 移動電話 18 Yellow Night
15 いつもと違った春 16 ライバル
13 青い闇の警告 14 迷走する町
11 白い一日 12 EVERY NIGHT
9 つめたい部屋の世界地図 10 ラブレターの気分で
7 青空、ひとりきり 8 嘘つきダイヤモンド
5 長い坂の絵のフレーム 6 とまどうペリカン
3 テレビジョン 4 結局 雨が降る
1 イミテーション・コンプレックス 2 全部 GO
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『white』FLCF-3849(1978年7月)
『Blue Selection』(2002年11月)CD:FLCF-3919 アナログ:FLJF-9529
投稿者 蒼木そら : 23:48 | コメント (13) | トラックバック
2005年02月22日
井上陽水「迷走する町」
CDアルバム『white』で、「迷走する町」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。
はまると抜けられないこのアルバムから、ライブで聴きたい曲を一曲選ぶなら、迷わずにこの「迷走する町」。一度もコンサートで聴いたことがない。
♪限りない空から
♪落ちてきたのは
♪行く先を忘れたジェットエアプレーン
現代を予告するような歌詞ではないか。
♪この町のみんなが
♪臆病になり
♪秘密を持つ事は禁じられてる
秘密を持つ自由もないなんて。
メロディも禁欲的で、不安を告げる。
♪冷たい雨の夜が来る
♪誰もが胸を閉じたまま飛べない
飛べないのは誰だろう。あなた?わたし?子供たち?
CDで聴くこの曲は、管や弦がはいったアレンジ。ステージでどのようなアレンジになるのか、ぜひ聴いてみたい。
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コンサートに向けてのリクエスト
13 青い闇の警告 14 迷走する町
11 白い一日 12 EVERY NIGHT
9 つめたい部屋の世界地図 10 ラブレターの気分で
7 青空、ひとりきり 8 嘘つきダイヤモンド
5 長い坂の絵のフレーム 6 とまどうペリカン
3 テレビジョン 4 結局 雨が降る
1 イミテーション・コンプレックス 2 全部 GO
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『white』FLCF-3849(1978年7月)
投稿者 蒼木そら : 23:49 | コメント (8) | トラックバック
2005年02月21日
井上陽水「青い闇の警告」
CDアルバム『white』で、「青い闇の警告」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝
『white』は1978年7月にLPで発売された。これも好きなアルバム。一曲目の「青い闇の警告」から引き込まれて、なかなか抜けられない。いわゆる”はまる”のである。
♪星のこぼれた夜に
♪窓のガラスが割れた
♪俺は破片を集めて
♪心の様に並べた
どきっとする始まりだ。「俺」という一人称が珍しい。「俺」は「冷たい息をし」「水を飲むたび凍らす」無頼の男。
♪指にダイヤルからませ
♪明日の日付で廻した
ここも好きですね。などと書いていると全部になってしまうが。
♪俺は心を変える
♪俺は心を変える
固い決意だ。この繰り返すフレーズがないと、多分違う歌になる。
♪青い闇がささやく
♪こんな夜は気をつけて
息を詰めて聴く、「青い闇の警告」を、リクエストに加えます。
13 青い闇の警告
11 白い一日 12 EVERY NIGHT
9 つめたい部屋の世界地図 10 ラブレターの気分で
7 青空、ひとりきり 8 嘘つきダイヤモンド
5 長い坂の絵のフレーム 6 とまどうペリカン
3 テレビジョン 4 結局 雨が降る
1 イミテーション・コンプレックス 2 全部 GO
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『white』FLCF-3849(1978年7月)