2005年10月20日

井上陽水「背中まで45分」

 CDアルバム『LION & PELICAN』(1982年LP)で「背中まで45分」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/川島裕二。沢田研二のアルバム『MIS CAST』のための曲。沢田研二はシングル(EP)『背中まで45分』も出していて、B面は「How many“ Good Bye”」。

  ♪出会いの場所は ホテルのロビー

 この歌い出しでわかるように、昨日の「ワインレッドの心」より、いっそうオトナな歌。出会ってから45分後に「背中まで」ゆくふたりです。

  ♪部屋に入れば それがちょうど5分前

 こんなふうに聞き手は、時間に従ってすんなりと「今」までつれて行かれる。美男美女を想像しながら。

 沢田研二は『MIS CAST』で、気持ちよさそうに、本領発揮という感じで唄っている。比べると陽水のほうが、控えめで遠慮気味に聞こえるのは、気のせいだろうか。


(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』CD:FLCF-3853 
LION & PELICAN

投稿者 蒼木そら : 23:52 | コメント (12) | トラックバック

2005年08月30日

井上陽水「お願いはひとつ」

 CDアルバム『LION & PELICAN』で「お願いはひとつ」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/中西康晴。
 この曲はクリスマスまでとっておくつもりだった。1月の何日かにこのコラムを書き始めたとき、一日一曲聴いて一年は書けるだろうと思ったのだった。途中で中断もしたし、沢田研二『MIS CAST』も手に入れたし、多少は足りなくても“今年中にアルバムが出れば、なお楽勝”とか思っていた。だが、最近残りを数えると、どうもクリスマスまで続きそうもない。と言っても、井上陽水公式サイトや《YOSUI MAGAZINE》でチェックしての話で、他者への提供曲には聴いたことのない曲が沢山ある。本当はそういうものこそ聴いてみたいのだが。
  で、8月なのにクリスマスです。
 
  ♪冬が街の中へ降りてきた

 声が降ってくるような始まりに聞き耳が立つ。ライブで聴けるとラッキー!な曲。
 クリスマス・ソングと分類されるだろう歌なのに、特に祝っているふうもなく、むしろ「こんなブルージーなシーズン」などと詠う詞と、クールでスピーディーな曲を、寒さに突きささるような声が歌う。

  ♪お願いはひとつ
  ♪君のホワイティーでサイレントな
  ♪夢のクリスマスイブの中で

 型を繰り返すと見せながら、少しづつずらしてある詞は、どこをとってもステキだが、特に好きなのはやはり、「ベルの音が・・・」の節。
 いままでにも何度か、どうしてベスト版などに入っていないのだろうと書いた曲があったが、この曲もそのひとつ。
 
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』CD:FLCF-3853 
LION & PELICAN


 

投稿者 蒼木そら : 23:42 | コメント (1) | トラックバック

2005年07月31日

井上陽水「ラヴ ショック ナイト」

 CDアルバム『LION & PELICAN』(1982年LP)で「ラヴ ショック ナイト」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/伊藤銀次。
 前作『あやしい夜をまって』が1981年11月でこのアルバムは82年12月、同じ月に全曲井上陽水提供の沢田研二『Mis cast』も出ているから、多作な一年だったのだろうか。
 『LION & PELICAN』は従来の各アルバムに垣間見られた陽水カラーが、いっそう洗練されてまとまった形で聴けるアルバム。この「ラヴ ショック ナイト」もおしゃれな曲だ。

  ♪あなたと私の今夜の最後を飾るつもりならサヨナラ
  ♪ステキな別れは小雨の朝より真夏のけだるい真夜中
  ♪今夜もひどいラヴ ショック ナイト

 タイトルから暑い夜を連想するが、むしろ涼やかな曲。カラッとしたアレンジ。

  ♪アラビヤの奥まで子供の為にとはばたいて歌うカナリア
  ♪カメリアのダイヤで笑いかけいたスーザンはすでにマラリア

 アルバムのひとつ前の「カナリア」がここにも現れて。連想が広がる言葉のあやはまだまだ続くが、それらはすべて各節の最後におかれた問いかけのためなのだろうか。

  ♪このままで進むかい? 戻るかい?

 別れの歌なのかLove Song なのか、大人の恋は複雑です。

  ♪あなたを愛してる
  ♪あなたに恋してる
  ♪それから夢見てる
  ♪あなたと違う夢を

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』CD:FLCF-3853 
LION & PELICAN

投稿者 蒼木そら : 23:56 | コメント (1) | トラックバック

2005年07月16日

井上陽水「愛されてばかりいると」

 CDアルバム「LION & PELICAN」(1982年LP)で「愛されてばかりいると」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/川島裕二。
 シングル(EP)でも発売されたからか(1983年、B面は「背中まで45分」)街でよく流れていた。替え歌が流行っていたような気も。
 「約束は0時」の次にあって、時間帯はやはり夜。そう思ってみると、アルバム『LION & PELICAN』の10曲のうち、「夜」のないのは2曲だけ。

  ♪夜の中を目立ちすぎる赤いドレス
  ♪街の中でひかりすぎる銀色のピアス
  ♪Baby あなたの指先は
  ♪スピーディーな黒猫のよう

 テンポの速いpopな曲。
 同じアルバムの「とまどうペリカン」が遠くから寄り添う愛の歌なら、この曲は過剰な愛の歌。仮想の愛、かもしれない。

  ♪愛されてばかりいると星になるよ
  ♪ゆきすぎてばかりいると空にゆくよ

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』CD:FLCF-3853 
LION & PELICAN

 
 

投稿者 蒼木そら : 23:26 | コメント (15) | トラックバック

2005年07月11日

井上陽水「約束は0時」

 CDアルバム『LION & PELICAN』(1982年LP)で「約束は0時」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/後藤次利。
 毎晩夜中の0時を目指してこのコラムを書く。正確にいうと数秒前を目指して。0時になるとカレンダーが次の日になってしまう。まあ、どうでもよいのだが。例えば今日だと9時からテレビ見ながら夕食。終わってまただらだらテレビを見ながら今日は何を聴こうかなと考えてたりする。11時過ぎて1曲聴いて、いま。

  ♪約束は0時 
  ♪いつもの街角で
  ♪夜空はきれいに
  ♪シャイニング、チャーミング、ミッドナイト

 いきなりうっとりさせられる声が歌いだすが、現実のミッドナイトは蒸し暑い夜で、向かっているのはPCで。

  ♪永遠の恋を願うあなたと
  ♪瞬間の愛を望む私に
  ♪夜は広いプライベートルーム

 あなたと私。どちらがどちら?ふつうは永遠の愛、瞬間の恋って詠いそう。そんな引っ掛かりを発見してちょっと楽しむ。

  ♪Ah- 約束は0時
  ♪Ah- それからは夢に流され

 約束に遅れないように、次の曲「愛されてばかりいると」はお預けです。

(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』CD:FLCF-3853 
LION & PELICAN

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2005年07月08日

井上陽水「リバーサイド ホテル」

 CDアルバム『LION & PELICAN』(1982年LP)で「リバーサイド ホテル」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝。シングル『リバーサイドホテル』(1982年EP)B面は「俺の事務所はCAMP」)。1988年に放映されたフジテレビ系の連続ドラマ「ニューヨーク恋物語」の主題歌。
 ライブでも殆ど必ず歌われる曲。カラオケでも物まねでも、つまりかなり流通していて、こういう歌はとりあげにくい。

 エド・マクベインが7月6日に亡くなったそうだ。「87分署シリーズ」で有名なミステリー作家で、このシリーズはたしか50作以上発表されている。凄い数だ。
 黒澤明監督の映画「天国と地獄」の原作もそのひとつで「キングの身代金」。そうそう、日本テレビ系の「火曜サスペンス劇場」でこの翻案ものが何本か作られてもいた。「わが街」(わが町?)というシリーズで、主人公のタフで人情もあるキャレラ刑事を渡辺謙が演じていた。場所を東京の下町に置き換えた、いいシリーズだった。
 原作はニューヨークを思わせる架空の町が舞台で、そこから「リバーサイド ホテル」を連想したのだが、「わが街」も「ニューヨーク恋物語」も脚本は鎌田敏夫という共通項もあって、やっと本題にたどりつけました。

  ♪誰も知らない夜明けが明けた時
  ♪町の角からステキなバスが出る

 最初はLPで聴いてかなり好きだったので、「ニューヨーク恋物語」でみんなに知られて、ほらね!と・・・。陽水の曲は雰囲気があるから、上手に映像と組み合わせて使われると、相乗効果を生む。

  ♪ホテルはリバーサイド
  ♪川沿いリバーサイド

  ♪ベッドの中で魚になったあと
  ♪川に浮かんだプールでひと泳ぎ

 どこにあるのか、そのホテル。ここでもない、あそこでもないどこか。
 「狭いシートに隠れて旅に」出た二人にも現実の顔はない。
 この高音で歌われる現実離れした浮遊感が、異郷で根をもたない恋の物語にマッチしたのだろうか。
 『YOSUI TRIBUTE』では奥田民生が堂々たる歌いっぷりで気持ちがいい。こちらのホテルは、どっしりした民俗風の建物かも。
 
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→LION & PELICAN)
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『LION & PELICN』(1982年)FLCF-3853
『GOLDEN BEST』(1999年)FLCF-3761
『YOSUI TRIBUTE』(2004年)FLCF-4038
LION & PELICANGOLDEN BESTYOSUI TRIBUTE

なお、「GOLDEN BEST」で聴ける曲は全て、
「GOLDEN BEST SUPER」(FLCF-3965)(CD3枚組)でも聴けます。

 

投稿者 蒼木そら : 23:27 | コメント (1) | トラックバック

2005年03月24日

井上陽水「チャイニーズ フード」

CDアルバム『LION & PELICAN]』で「チャイニーズ フード」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/川島裕二。
 中華料理は誰もが好き。スープやおかゆのような一見シンプルなものに、思わぬ奥行きのある味を発見する。だが、家で作る中華というと、最近は、パッケージいりの「素」を使ったものを指すようだ。CMを見て、この曲を思いだした。

  ♪チークダンスをさりげなく踊り
  ♪ミートボールの転がる距離を計るのは
  ♪お互いに ムツカシイ

 沢田研二への提供曲である。最初のフレーズに、なんかそれらしさを感じる。残念なことに沢田研二『ミス・キャスト』は持っていないので聞き比べられない。
 
  ♪サーフボードのすべりが妙だぜ

 曲は軽快に「踊り」ながら、「転がる」ように、「すべる」ように。拾い集めた言葉が曲に乗って陽水らしい魅力を発揮する。

  ♪不思議な その海で
  ♪オーシャンカラーの色彩の色で

 意味の重なりの遊びも楽しい。

  ♪最新の夢
  ♪テレビチャンネル、サイレンのひびき
  ♪ため息までがフー
  ♪お茶まで熱くてフー
  ♪みんなで食べるステキなチャイニーズ フード
  ♪一緒に食べるおいしいチャイニーズ フード

 まるでテレビCMを見るようですよね。その頃はなかったはずなのに。
 この曲は『LION & PELICAN』以外のどこにも収録されていない。いい曲なのになぜでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21 今夜                22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20 あかずの踏切り'76
17 移動電話             18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO 

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『LION & PELICN』(1982年)FLCF-3853 
LION & PELICAN

投稿者 蒼木そら : 23:34 | コメント (11) | トラックバック

2005年03月20日

井上陽水「カナリア」

CDアルバム『LION & PELICAN』で「カナリア」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/川島裕二。
 2004年にジェーン・バーキンのデュエット・アルバム『Rendez-Vous』(東芝EMI)の一曲となったことで、話題になった。陽水はデュエットとともに、歌詞を朗読している(日本版)。また、『YOSUI TRIBUTE』には、バーキンのみが歌う「カナリア」が収録されている。

  ♪人々の愛を受ける為に飼われて
  ♪鳴き声と羽の色でそれに応える

  ♪盗賊は夜を祝い君に歌わせ
  ♪プリンセスからのながい恋文を待つ

  ♪鳥籠はいまも部屋の隅に飾られ
  ♪入口の鍵の場所は誰も知らない

 これは朗読されている詩の部分だが、2節目は、フランス語でどう訳されているのだろう。不勉強でわからいままになっている。
 その繊細さで毒ガスを察知するカナリア。囚われの妖精。どんなに愛されても籠からは出られない。ただ歌って、ただ見るだけ。夜を夢を恋を。飛びたくはないのか?知りたい、君の想いを。
 イメージを誘う詩と美しい旋律をもった曲である。

  ♪いちばん大好きな人の名前うちあけて

  ♪カナリア カナリア カナリア

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
29 Good,Good-Bye
27 招待状のないショー      28 結詞
25 Final Love Song         26 あなたを理解
23 自然に飾られて         24 能古島の片想い 
21 今夜                22 悲しき恋人
19 ワカンナイ             20 あかずの踏切り'76
17 移動電話             18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO 

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『LION & PELICN』(1982年)FLCF-3853 『ガイドのいない夜』FLCF-30195  『GOLDEN BEST』(1999年)FLCF-3761 『Blue Selection』(2002年)
LION & PELICANガイドのいない夜GOLDEN BESTBlue Selection
なお、「GOLDEN BEST」で聴ける曲は全て、
「GOLDEN BEST SUPER」(FLCF-3965)(CD3枚組)でも聴けます。

投稿者 蒼木そら : 23:41 | コメント (8) | トラックバック

2005年02月27日

井上陽水「ワカンナイ」

  CDアルバム『LION & PELICAN』(1982年)と『Blue Selection』(2002年)で「ワカンナイ」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/後藤次利(LION & PELICAN)井上陽水(Blue Selecion)
 「わからないね」「そんなに悪いことなの」と、いま話題をさらっているのは、またライブドアだ。根回しとか仁義とかに守られている既成の権威に、素手で(お金だけで)切り込むのは、結構ロックっぽいんじゃない?と無責任なことを言ったら顰蹙でしょうか。ただ、あの言動は偽悪?性格?それがわからない。本題に戻ろう。

  ♪雨にも風にも負けないでね
  ♪暑さや寒さに勝ちつづけて

 宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を題材にしている。珍しい作詞である。

  ♪君の言葉は誰にもワカンナイ
  ♪君の静かな願いもワカンナイ

 この君は宮沢賢治のようでもあり、この時代の娘たちのようでもある。まったく不確かな記憶だが、「わかんな~い」「かんけいな~い」が一般的になったのは、この頃ではないだろうか。
 そう思って聴くせいか、『LION & PELICAN』では、繰り返される「ワカンナイ」が皮肉に満ちて聞こえる。

  ♪明日の答えがわかればつまんない
  ♪君の時代のことまでワカンナイ

 『Blue Selection』でのジャズ・アレンジの「ワカンナイ」は、ほろ苦く胸に落ちる。ひと言に込められる「時代」。陽水ならでは、ではないだろうか。
 私は、この曲はメッセージ・ソングとして聴きたいので、オリジナルが好き。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「井上陽水コンサート2005」勝手に提案セット・リスト
19 ワカンナイ
17 移動電話             18 Yellow Night
15 いつもと違った春        16 ライバル
13 青い闇の警告          14 迷走する町
11 白い一日             12 EVERY NIGHT               
9 つめたい部屋の世界地図   10 ラブレターの気分で       
7 青空、ひとりきり         8 嘘つきダイヤモンド       
5 長い坂の絵のフレーム     6 とまどうペリカン         
3 テレビジョン            4 結局 雨が降る         
1 イミテーション・コンプレックス  2 全部 GO             
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『LION & PELICN』(1982年)FLCF-3853
『GOLDEN BEST』(1999年)FLCF-3761
『Blue Selection』(2002年)
LION & PELICANGOLDEN BESTBlue Selection
なお、「GOLDEN BEST」で聴ける曲は全て、
「GOLDEN BEST SUPER」(FLCF-3965)(CD3枚組)でも聴けます。

投稿者 蒼木そら : 23:13 | コメント (3) | トラックバック

2005年02月15日

井上陽水「とまどうペリカン」

 CDアルバム『LION & PELICAN』で「とまどうペリカン」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/星勝
 『LION & PELICAN』は、1982年LPで発売された。「愛されてばかりいると」「カナリア」「リバーサイド・ホテル」「ワカンナイ」などが有名か。もちろん「とまどうペリカン」もファンは多い。
 大好きなこのアルバムは今日のためにとっておいた。自分しか気にしていないことだが、1月16日に始めたこの「今日も井上陽水」今日2月15日で1ヶ月経つ。もし1ヶ月続いたら聴こうと思っていた。
 その中でも一番好きなのが一曲目にある「とまどうペリカン」。初めて聴いたときからもう22年?心変わりもせずにいる。
 
  ♪夜を二人でゆくのなら
  ♪あなたが邪魔者を消して
  ♪あとを私がついてゆく
  ♪あなたの足あとを消して

 ライオンとペリカンの恋、不思議で絶妙の組み合わせではありませんか。詞と曲も、お互い愛し合って、どこまでもついてゆくもの同士のようだ。
 どちらが男でどちらが女?それはどちらでもいいと私は思う。それぞれの二人にそれぞれの想い、ですよね。

  ♪あなたライオン 私はあなたを
  ♪愛してとまどうペリカン

コンサートについて、有名曲ばかりではつまらない、といつか口をすべらせましたが、その言葉を取り消します。・・・・リクエスト(6)
 「とまどうペリカン」
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「とまどうペリカン」収録のCDアルバム
『LION & PELICAN』(1982年)FLCF-3853
『ガイドのいない夜』(1992年)FLCF-30195
『GOLDEN BEST』(1999年)FLCF-3761
『GOLDEN BEST SUPER』(2003年)LIVE FLCF-3965
LION & PELICAN

投稿者 蒼木そら : 23:01 | コメント (1) | トラックバック