2005年08月06日
井上陽水「ミスキャスト」
CDアルバム『クラムチャウダー』で「ミスキャスト」を聴いた。作詞・作曲/井上陽水 編曲/大村憲司。沢田研二のアルバム『Mis cast』への提供曲である。陽水のオリジナルアルバムには収録されていなくて、昨日観たDVDまたはVHS『UNITED TOUR』、このアルバムまたはVHS『クラムチャウダー』、GOLDEN BEST SUPER』のCD3「ミスキャスト」(2003年東京国際フォーラムLIVE)といずれもLive音源のみ。
『クラムチャウダー』は1986年6月のNHKホールのライヴを収録したもので、編曲者大村憲司がギターを担当し、「ミスキャスト」でもその冴えた音のうねりを聴くことができる。
♪正確に言ってやろうか
♪思いきり言ってやろうか
♪あれはミスキャスト ミスキャスト
思いきり意地の悪い歌詞である。主人公は男優で「奴」と呼ばれる。聴くとたしかにいやな男ではあるが、何もそこまで~という気もするほど。空気が冷えるようだ。
曲はロック調で大きく、切り込むような歌唱は暑い今日など特に気持ちがいい。恐い、とか言いながらも、好んで聴く。
♪恐い話のミスキャスト
(聴いてみて! FORLIFE のこちら→Discography→クラムチャウダー→ミスキャスト)
『クラムチャウダー』はビデオでも発売され、こちらは18曲収録されている。
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『クラムチャウダー』(1986年)FLCF-3856
『GOLDEN BEST SUPER』(2003年)CD3枚組FLCF-3965
ビデオVHS『クラムチャウダー』(1986年)ポニーキャニオン/フォーライフレコード