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2012年05月25日

井上陽水LIVE2012渋谷 2nd

 井上陽水LIVE 2012 Hello,Goodbye
NHKホール (東京都渋谷区) 2nd
2012年5月25日(金)19:00開演 曇りのち雨のち曇り

  (初登場の「御免」は何年ぶりぐらいだろうと過去のコンサートを見ていたら日付が変わりそうだ。  とりあえずアップしておく)
  
  「井上陽水コンサート2002」で1曲目によく登場していた。そのツアー以外で最新は2007年4月の佐賀、その前は2006年4月の新潟。
  もっともこのブログに全ツアーが記録されてるわけではないので不確かな話だ。何のために調べたやら、まあ自分のため。つまりわたしは5年ぶり、多分。

  それはさておき

  アンコールの1曲目がその「御免」だったのには意表をつかれた。
  ♪よく来てくれた 僕のショ-に♪  とうたってくれる。1階は半分ぐらい立って手を叩いて歓迎を示す。
  
  「なくなってゆくものを思う」という「夏まつり」、今夜わたしは昔のお祭りや花火大会を思い出していた。

  「Hello,Goodbye」 一緒にうたいたくても速くてうたえないと言ってる方がいて、YouTube と CDで聴いてみた。ほんと、陽水のはとても速いですね。でも、「どの曲より拍手が多い」

  「ジェラシー」の最後で照明が暗くなる(昨夜も)ので、次の曲への切り替えのタイミングはあるのだ。今日の「5月の別れ」はまるで、どうだ!というようにぐいぐいと。その牽引力に逆らえず、素晴らしい「5月の別れ」を聴く。
  もうすぐ5月は終わるが、この曲はなくなるのか?それは惜しいというものです。

  引き続いて、大音量のバックに負けじと声が張る「クレイジーラブ」→「新しいラプソディ」と、この流れはクライマックス。幸福感が高まる。

  「積み荷のない船」 会場で会った友はバックのベースとギターが素晴らしいと言っていた。わたしも高水さんのベースのないこの曲はもう想像できないなんて思っているが、vocalも擁護しておきたい。

  沢木耕太郎「深夜特急」の番組テーマであったためか、一昨年までのこの曲は、わたしにとって旅とか人生とかを想う曲だった。いま聴いて想うのは別の海であり、船や家だ。
  わたしはこの曲をうたう陽水の姿に、宮沢賢治の「アメニモマケズ」の一節を思い出す。

  「サムサノナツハオロオロアルキ」

  宮沢賢治のこの詩に対して「ワカンナイ」と答えたはずの陽水だったが、いまこの曲をうたうとき、「オロオロアルイテ」いるのではないか、そう思えてならない。 (明日に続く)
 

  

01.東へ西へ
02.アジアの純真
03.Make-up Shadow
04.俺の事務所はCAMP

05.MAP
06.自然に飾られて
07.なぜか上海
08.海へ来なさい

09.夏まつり (弾き語り)

10.Hello,Goodbye (The Beatles)

11.リバーサイドホテル
12.ジェラシー
13.5月の別れ
14.クレイジーラブ
15.新しいラプソディー
16.最後のニュース  
17.積み荷のない船
18.氷の世界
19.少年時代

アンコール
20.御免    New!
21.渚にまつわるエトセトラ
22.結詞    New!
23.夢の中へ

 
  Piano & keyboards 小島良喜、Bass 高水健司、Drums 山木秀夫
  Guitar 長田進、Keyboards 佐藤準


  次は5月31日(木)舞鶴市総合文化会館 6月1日(金)フェニックス・プラザ(福井)

井上陽水公式サイト


歌詞は井上陽水うたのことばでお読みになれます

投稿者 きさら先 : 2012年05月25日 23:50