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2011年05月27日
田家秀樹氏の陽水オーチャード評
田家秀樹さんのブログ「田家秀樹ブログ・新・猫の散歩」を、タイトルの「猫」に惹かれて(笑)ときどき読んでいる。
日常を書いておられて親しみやすい文章だ。
5月20日の日記が「陽水さん、オーチャードホール」
どうも、Powder Tour を初めて、最終日に聴かれたらしい。
とても誉めておられるのだが、流石に音楽評論家の方は誉め方が違う。
わたしなんかは「よかったね~」というばかりだが、この文章を読むと、どういいのか、なぜいいのか、よくわかった気がする。
そして、陽水がどんなに独特の存在かも!
先輩格のこちらのブログによると、書き換えられたものがどこかに記事として掲載されたようだが、そちらは読めなかった。
でも、この終演後数時間のうちに書かれたであろう文章に、田家氏の生の感動と呼んでよいだろうものが汲み取れて、むしろ嬉しい。
コンサートが終われば、陽水はもう遠い人と自分に言い聞かせていたが、読後あのオーチャードがよみがえり、実はまだあの日の陽水の大きな存在感に包まれているのに気づかされたのであります。
(田家氏の真似をして)曲です。陽水さん「Fun」を。
投稿者 きさら先 : 11:43
2011年05月22日
「今日も井上陽水」コメント欄閉鎖のお詫び
「今日も井上陽水」をお読みくださるみなさまへ
この拙いブログを読んでくださる方がおられるとは、最初はまったく予想しませんでした。知識も、たいして情報もないですし、面白いことも書けませんし。
あちこちの陽水コンサートに足を運ぶようになってから、お読みくださる方も増えたようで、その地の方々からコメントをいただくなど、励みになっておりました。
また、知らないことを教えていただいたり、こんな場所にしては身に余るありがたい読者の方に恵まれたと、感謝しています。多分、「井上陽水」の名のついたサイトが少なくなってしまったからだと思いますが。
このところ、スパムコメントが増大し、対処できなくなっております。
残念ながら、コメント欄は今日の24時からしばらく閉鎖いたします。いままでお寄せくださった方々、本当にありがとうございました。
コメントでご助力いただけないことが、心細く、寂しい先行きですが、今後もブログは続けます。よろしかったら、たまにのぞいてみてください。
2011年5月22日 きさら先
2011年05月20日
井上陽水Tour2011東京2
井上陽水Tour 2011 Powder
Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)2nd
2011年5月19日(木)19:00開演 晴れ
(3月29日の振替公演)
真夏のような暑さの今日、オーチャードホールには何が降り立ったのか。何度もあわあわと肌に震えが走るPowder Tour最終日だった。
昨日はどうかしていたわたしだが、今夜はいつもの自分に戻って落ち着いて聴いた。席は1階半ばより前の左端あたり。肉眼でなんとか表情が見える。
サプライズは「Fun」。記憶力抜群の友によると「出雲以来」とのこと。それがいつかは知らないが、わたしにとっては初めてかもです。〝弾き語り”の2曲目。曲名の紹介を聞いて、おお!と。いまの声で聴けるなんて!ステキでした。日記に書いておかなければ。
終始会場を満たす迫力、でも、あるときは無力感を漂わせ、またあるときはさみしげにも見えた陽水。その存在の醸し出す空気は、やはり比類なきものだった。
01.リバーサイドホテル
02.飾りじゃないのよ 涙は
03.5月の別れ
04.闇夜の国から
05.自然に飾られて
06.覚めない夢
07.真珠
08.タイランドファンタジア
09.かんかん照り
10.Fun
11.海へ来なさい
12.限りない欲望
13.虹のできる訳
14.最後のニュース
15.Just Fit
16.少年時代
17.長い坂の絵のフレーム
アンコール
18.氷の世界
19.招待状のないショー
20.積荷のない船
21.結詞
「さようなら」 「見えないスタッフにも拍手を」 「ありがとう、ありがとう」
Piano & keyboards 小島良喜
Guitar 今堀恒雄
Percussion はたけやま裕
Keyboards & Synthesizer 福田裕彦
歌詞は井上陽水うたのことばでお読みになれます。
2011年05月18日
井上陽水Tour2011東京1st
井上陽水Tour 2011 Powder
Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)1st
2011年5月18日(水)19:00開演 晴れ 空に満月
3月11日の東日本大震災の影響で、Powder Tour2011は18公演のうち関東東北5公演が中止または延期となった。
今日は約2ヶ月ぶりの再開、延期されていた3月28日の振替公演だ。
3曲終わってのご挨拶で「今日はようこそ。本来は3月末の予定でしたが・・・」と震災にふれ、「いろいろ考えたが適当な言葉が出ない。黙祷でも2時間するかというと、それも適当ではないので(コンサートを)続けます。どうぞ最後まで楽しんで」
この時期に大衆に向かって言葉を発することはとても難しいだろう。陽水の言葉にできない想いに深く頷く。
だが、曲たちは饒舌であった、と思う。特に「5月の別れ」「闇夜の国から」「真珠」「最後のニュース」アンコールでの「積荷のない船」。それらがうたっているのは“いま”だと思った。まったく主観的な感想に過ぎないが。
3階席だったので、双眼鏡で観ていた「招待状のないショー」の陽水は、まるで闘っているようだった。何と?理不尽な何かと。
いつもはグラス越しにはあまり見ない。でも今日は陽水の姿ばかり追って見ていた。その肉体が実在することがありがたく、嬉しかった。できれば手を伸ばして触って確かめたいと思ったほど。3階からのびる手?まるでホラーの世界だが(笑)。
アンコール4曲目の「いっそセレナーデ」のあと、メンバーみなさんでさようなら、と思ったらまた楽器へ戻って。
「夢の中へ」1階席はほとんど立っていたようだった。陽水コールも。ずっと静かだった会場なのに。戻ったんだ、いつもに、と思った。
気のせいかもしれないが、少し元気がなさそうだった陽水、わたしたちの今日の喜びが活力の足しになりますようにと祈る。
01.リバーサイドホテル
02.飾りじゃないのよ 涙は
03.5月の別れ
04.闇夜の国から
05.自然に飾られて
06.覚めない夢
07.真珠
08.タイランドファンタジア
“弾き語り”
「古い曲を何曲か。古いと言っても・・・30年40年はつい最近」と話し始めて、やっと笑顔。
09.かんかん照り
10.ゼンマイじかけのカブト虫
11.白い船
12.限りない欲望
13.虹のできる訳
14.最後のニュース
15.Just Fit
16.少年時代
17.長い坂の絵のフレーム
アンコール
18.氷の世界
19.招待状のないショー
20.積荷のない船
21.いっそセレナーデ
22夢の中へ
Piano & keyboards 小島良喜
Guitar 今堀恒雄
Percussion はたけやま裕
Keyboards & Synthesizer 福田裕彦
井上陽水Tour 2011 Powder 明日も同じホールで最終日。
歌詞は井上陽水うたのことばでお読みになれます。
2011年05月16日
陽水東京公演へ行かれる方へ
井上陽水Tour 2011 Powder
2011年3月28日29日の振替公演が、5月18日(水)5月19日(木)にあります。
会場はBunkamura オーチャードホ-ル (東京都渋谷区)
電車事情:節電で時刻表通りではない場合があります。「乗り換え案内」の指示よりも余裕をもってください。
駅のエスカレーターも止まっていたりします。エレベーターはおおむね動いています。
食事処:渋谷駅からの途中は手軽なお店がいろいろあるので省略。
Bunkamuraの中。1F、3F、地下1F。
隣の東急本店。8階がレストランフロアです。何時でも食事ができます。2階にオーチャードホールへの連絡通路があります。
オーチャードホールの2階(?)ビュッフェでは、お茶とサンドイッチなどやアルコールがあります。仕事帰りなどで外で買ってきたものもこの場所でいただきます。
このところ大きな地震はありませんが、気をつけておいでください。