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2011年04月23日
井上陽水仙台公演も中止
井上陽水Tour2011Powder
2011年3月24日の東京エレクトロンホール宮城(仙台市)の公演は、中止か延期か未定ということだったが、今日、ギルドネクストから中止との知らせが届いた。
会場が使用できるのが10月末との見通しが出たので、「ひとまず中止払い戻しとすることが妥当という結論」とのこと。
また、会場が使えるようになれば、なるべく早く井上陽水コンサートを開きたい、その折は最優先でご案内すると、大変丁寧な文面だ。
ギルドネクストには、わたしは好感をもっている。チケットが容易にそして確実に購入でき、不当な手数料などをとらない。また、複数公演のチケットを一括で送ってくれ、今度の返金についても、チケットの返送を求めないなど、合理的だ。コンサートの折、スタッフが一緒にアンコールの拍手をしているのを見たとも聞いたし、大入袋が出ることがあるなど、なんとなく人間的でもある。
公演の中止、諸会場が使用できないための公演数の減少などで、経営が大変とも書いてあった。実際、返金の振込銀行は仙台に支店のある銀行にしてほしいと、節約ぶりが窺える。
遠征は控え気味だった今年だが、開催してくれれば半年後だろうと1年後だろうと行こう。
日帰り、などとケチらずにせめて1泊して仙台の街を歩いて、牛タンや旬のお寿司を食べよう。土産は萩の月と笹かまぼこかな?
実はつい昨日のこと、読んでいた本に仙台が出てきたので、そのホールを検索してみたばかりだった。復旧は10月末と告げてあって憮然とした。
4月2日にやっとガスが使えるようになったと聞いた矢先、11日にも大きな地震があった。
仙台のコンサートで、すれ違うかも、と書いてくださったあの方は、ご無事だろうか。
いまは避難施設になっているらしい名取市文化会館まで、雨の日に駅からご一緒した、「県北から来ました」といわれた方、そのホールで名演を呼んだ聞き上手の宮城のみなさん、どうしておられるだろうか。
『今日も井上陽水』を書き始めたころ読んでくださって、コメントでなにかと教えてくださったあの方、お元気だろうか。
何を観ても何を読んでも、ついつい想いはその地へ飛ぶのであります。
2011年04月19日
陽水寄稿短文 4月19日朝日新聞夕刊
2011年4月19日(火)朝日新聞夕刊(東京版)3面
「色川武大を堪能する」
この記事は最近出版された伊集院静「いねむり先生」(集英社)に合わせて、色川武大氏を特集したもの。
「いねむり先生」とは伊集院静が“先生と慕った色川と過ごした日々を自伝的に”書いた小説とのこと。
伊集院のメッセージはもちろんだが、井上陽水も「風に舞う曖昧模糊の魅力」なる短文を寄せている。写真入り。
「いねむり先生」については、情報の早い陽水友達から数日前に教えていただいた。本屋で見ると、とても厚い本。
パラパラ頁をめくると、割合始めのほうで、陽水らしい「I」なる人物が登場している。そこだけ読んでまた置いて帰った。地震で散乱して以来、原則として本は買わないと決めたばかりだ。
今日の記事を読んで、改めて色川武大なる人物に興味を引かれた。機会があれば読んでみたい。
「いねむり先生」伊集院静 著 (集英社) 1680円
記事はこちらで読めます。
2011年04月15日
井上陽水東京公演 再発売
井上陽水Tour 2011 Powder
5月に延期されたBunkamuraオーチャードホールの公演のチケットの再発売が発表されている。
<振替公演日程>
会場:Bunkamuraオーチャードホール
5月18日(水) 開場18:30 開演19:00 (3/28のチケット有効)
5月19日(木) 開場18:30 開演19:00 (3/29のチケット有効)
先行予約 4/21(木)~ 先着順
一般発売 4/30(土)
詳しくはホットスタッフプロモーション
2011年04月01日
不安な日々にも井上陽水
2011年4月1日 (だけど嘘を考える気力はない今日だ)
未曾有の天災による果てしない悲しみを、人災による不安が増幅する。露呈されてきた制御困難な巨大な力の姿は、わたしたちがどんなに無力か気づかせる。どんなに無知だったかも。いま、幻想の上の快適な生活のツケを払わされている。
この国から逃げ出すこともできない庶民は、長期戦を耐え抜いて、国の根幹を建て直すことができるのだろうか。わからない。
楽観的人種であるわたしは、今日が明日につながればいいと思うのみ。
キョードー東京から今日現金書留が届いた。
3月15日に、18日茨城公演中止について電話。その後まもなく、返信用封筒(簡易書留額の切手貼付)入りの手紙が届き、チケットを返送したのが24日。その約1週間後の返金。すばやい対応だ。
返金額はチケット代8400円+手数料315円。よそのように郵便振替為替証書ではなく、現金で。
中止、延期の公演は数多くあり、大変な手数だろう。ありがたい、と思った。
地震で不具合の箇所の修理や、壊れた道具の補充が気になって、まだ震災の募金もしていなかった。この返してくださったお金をすぐに送ろう。それっぽちかって?(笑い)とりあえず。
停電にも満員電車にもめげず、あなたたちが懸命にお仕事をしてくれたお陰で、わたしはそれをできます。
そうやって、社会は止まらずに動く。今日も明日も。そうですよね?
いま鳴っているのは井上陽水『BEST BALLADE』。選んだのではなくて、井上陽水アルバムの最初に出てくるから。最新のアルバム『魔力』でないのは、アルファベット順なのか。
このアルバムを聴いて、最近のお気に入りは「TRANSIT」です。
“井上陽水うたのことば”で歌詞を検索したら、出てこない。それもそのはずで、作詞は松任谷由実さんなのでした。
以下は、今日4月1日の神奈川県相模原市の広報からの転載です。
★被災地からの避難者の一時避難所を開設しています
避難所 市体育館柔道館、相模川ビレッジ若あゆ
定員 200人 (先着順)
月~金曜日(祝日を除く)は、住宅、就労、学校、医療機関など、避難中の生活に関ることについての相談にも応じます。
お問い合わせ 相模原市住宅課 042-769-8256 午前9時~午後5時