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2009年05月25日
井上陽水コンサート2009酒田
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
酒田市民会館(希望ホール) (山形県酒田市)
2009年5月25日(月) 晴のち曇
ずっと来たかった酒田。慌しい滞在では惜しいので、昨日の日曜日に来た。あいにくまだ鳥海山は見えない。
酒田の方たちはみなさんとても親切で温かい。
地図をもらおうと駅に行き、観光案内でついでにこの辺でおいしいお店と尋ねたとき、お寿司はいかがですか?と外まで出て教えていただいた。三つ目の信号左折の「こい勢」さん。東京方面ではわたしには手が届かないようなおいしいお寿司をご馳走様でした。ついでながら、「田毎」さん、おそば、上品でおいしかったです。
今日は保存されている旧医院を地図を片手に探していたら声を掛けられて(まっく見当違いの方角)教えて下さり、車で後を追って見届けてまで。その建物を管理している方は、移築の折のことなど詳しく話して下さったり。
その後も別の場所で、「どこかお探しですか?」と助けられた。「わかりにくくてすみません」とまでおっしゃるのです。お店へ行ってもどこも応対が温かい。
長いですね前置きが。まあ、そんな温かな気持ちが会場いっぱいにあふれていた、と言いたいためで。
夕方になってちょっと雨っぽく寒かったが、中は熱気むんむん。大きなコールも。
陽水は、前から酒田に来たかったので、この40年記念のコンサートができて嬉しいと。何周年とかあまり気にしなかったが、最近は何かにつけて祝ったりしたい歳になったというふうなことも。
酒田にゆかりの著名人の名や地名をあげたりして熱気に応えていた。
「東へ西へ」では♪酒田の駅で待ってる~ と久しぶりにご当地名入り。
「新しいラプソディー」がギターを持たずに始まってびっくり。その代わり?「氷の世界」では最初ギターを抱えてましたね。
「アジアの純真」のギター今さんの弾けぶりも楽しい。
順番が変わって、このときコーラス参加の方たちは袖で観ておられたのでしょうか。
「ドレミのため息」がなくなり、”珍しい曲企画”はどうなるのかな?仙台で新たに登場?気にしつつも明日は帰らねば。
聴衆に感動、ステージに感動の今夜でした。
(コメントをいただいて正しい順番がわかりましたので訂正します。それにしても、違いすぎ!)
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04東へ西へ → Make-up Shadow
05.Make-up Shadow → 東へ西へ
06.とまどうペリカン → 断絶
07.断絶 → 帰れない二人
08.帰れない二人 → 飾りじゃないのよ涙は
09.飾りじゃないのよ 涙は → リバーサイドホテル
10.リバーサイド ホテル → ジェラシー
11.ジェラシー → 新しいラプソディー
12新しいラプソディー → とまどうペリカン
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.アジアの純真
19.Love Rainbow
20.夢の中へ
21.いっそセレナーデ
{順番が違うかもしれません) → (こちらが正しい)
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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Love Rainbow と LOVE LILA 追加しました
2009年5月26日
昨夜の「希望ホール」の雰囲気が、まだじわじわと効いている。 ほんとに心温まるライヴだった。
「ドレミのため息」がなかったと書いたが、いま思えば、初めての土地でのコンサートなので、“ご存知の曲”に差し替えられたのかも。だって「初めましての方~」との陽水の質問に、拍手がとても多かったもの。
訂正していただいた、「Make-up・・・・」から「東へ西へ」の流れにも、そんな配慮を感じる。
そうそう、酒田は「おくりびと」ブームでした。ポスターがどこにでも貼ってある。映画はつい見損なったが、酒田の町を歩いたら観たくなった。
最後の最後に、空港から鳥海山を見ることができた。 雪がずいぶん残っている、とても優雅な姿で、裾に雲をまとっていた。庄内空港の送迎デッキは、海も見えて飛島も見えて(と書いてある)、絶景ポイントですね。
2009年05月23日
思いがけず陽水(4)
いまごろ、2009年5月14日の朝日新聞夕刊(東京版)を読んだ。
『人生の贈りもの』というインタビューのシリーズで、作詞家 喜多篠忠さんの、この日は4回目。
『妻が去り、拓郎、陽水が子をあやす』がタイトル。
この方は、かぐや姫の「神田川」を作詞され、そのあと多忙を極めたそうです。61歳とありますから、陽水とは同年代です。
記事によると、(お仕事に熱中のあまり)奥さんが突然家を出られたのだそうで、そのとき、「吉田拓郎や井上陽水が様子を見に来て、子どもをあやしてくれたこともあった」と話しておられます。
陽水は現在「40th Special Thanks Tour」 を展開中。その40年の間に、こんな一こまもあったんですね。
2009年05月19日
井上陽水コンサート2009高知
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月19日(火) 晴
高知県民文化ホール (高知県高知市) 18:30開演
とりあえずリスト。
アンコール最初に「南国土佐をあとにして」
これをいれれば、21曲。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.Make-up Shadow
05.とまどうペリカン
06.カナリア
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.新しいラプソディー
11.自然に飾られて
12.ドレミのため息
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.Love Rainbow
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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Love Rainbow と LOVE LILA 追加しました
さすが南国土佐。明るい、暑い。
このホールは「オレンジホール」ともいうらしく、だからなのか椅子がオレンジ色。
「今朝お城に行ってみた。何度も高知に来ているのに初めてかも」と陽水が言っていたところをみると、昨夜のうちに松山から?
JRで4時間半かかったから、車でもそう早くは着けないはず。強行軍です。
そんな疲れもみせずの熱唱。その力の源は何なのででしょうか。
「闇夜の国から」この曲はわたしには、ときにより表情が違って聞こえる。今日は何かを求めるように。
「とまどうペリカン」
「どうしてライオンとペリカンが出てくるのか」
と話し始めたので、”秘話”が聞けるかと身を乗り出したわたしだが、
「自分にもわからない。ライオンはまあ百獣の王で、ペリカンはなんかユーモラス。それがいいと思ったのかも、25~30年前に作ったとき」とのこと。
自曲の解説はかっこ悪い、みたいなことも。
「ドレミのため息」は高知入り。でも、ふっと注意がそれて、どこに入っていたのか聞き損ねた。松山と同じだったのかな?地名がたくさん出てくるが、あいにく高知はないから、との前置きがあったのに。
「新しいラプソディー」12弦ギター登場。今日の席は左よりで角度もバッチリ。鑑賞させていただきました。え?聴いてないのかって?そんなことはないですが。
ツアーは15回終わり、そろそろ折り返しでしょうか。曲目も変わって、楽しみは尽きず、というところ。
わたしが先生なら、今日は大きな花丸です。
2009年05月18日
井上陽水コンサート2009松山
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月18日(月) 晴
松山市民会館 (愛媛県松山市) 18:30開演
「広島と松山が近いことがよくわかった」に始まり、なんとか岬(わたしが聞き取れないだけ)が突き出していてと、松山から左側(笑い)のほうの愛媛県の地理について学習の成果を発表し、松山のみなさんにおおいに喜ばれていました。すると徳山はかなり九州よりだったのか?この際関係ないが。
「とまどうペリカン」今シーズン初(喜)
「ドレミのためいき」は”松山”入り。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.Make-up Shadow
05.とまどうペリカン
6.海へ来なさい
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.ジェラシー
11.自然に飾られて
12.ドレミのため息
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.Love Rainbow
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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2009年05月15日
井上陽水コンサート2009周南
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月15日(金) 晴のち曇
周南市文化会館 (山口県周南市) 19:00開演
徳山の駅から港はすぐ。新幹線のホームは高いからよく見えるのでしょう。陽水は「白い船」の前にそう言っていた。船も碇泊している。
わたしは岩国に寄ったので、広島から山陽本線。これが大正解で海のそばを走る。瀬戸内海かどこかの湾かそれとももう九州に近いのかわからぬままに車窓に見とれた。
こんないいところだったのね、と思う。
ホールは反対側に歩くと20分ほどのところ。
今日の雰囲気をなんと言ったらいいのか、多分土地柄か、多少荒々しいがフレンドリーとでも言おうか。独特です。拍手もコールも大きい。
陽水も応えるように力唱。わたしはもう表現の言葉を持ちません。
楽しいお話もたくさん聞いたので、後日追加する(かも)。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.娘がねじれる時
05.東へ西へ
06.白い船
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.ジェラシー
11.自然に飾られて
12.ドレミのため息
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.Love Rainbow
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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2009年05月14日
井上陽水コンサート2009岡山
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月14日(木) 晴
岡山シンフォニーホール (岡山県岡山市) 19:00開演
岡山は晴れの日が国内でいちばん多いのだそうで、今日も快晴。
会場は2階以上が半円形に取り囲む立派なホールです。3階?4階?と陽水も見上げて手を振っていたが凄く高い。1階席の比較的前のほうの席が、よそから来たものには申し訳ない。
今日の挿入曲は、「はい、それまでよ」{クレージーキャッツ)と、「忙しすぎたから」(RCサクセション)(少しだけ)。
この後者は、2005年の清志郎さんのライヴ イベントにゲスト出演したときに、デュエットした曲ではなかったろうか。お気に入りなのでしょうか。
詳しくは後日追加します。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.娘がねじれる時
05.東へ西へ
06.断絶
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.ジェラシー
11.自然に飾られて
12.ドレミのため息
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.Love Rainbow
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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2009年05月10日
井上陽水コンサート2009市川
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月9日(土) 晴
市川市文化会館 (千葉県市川市) 18:00開演
JR総武線で東京方面から行くと、川を越え千葉県に入り2つ目の駅、本八幡で降りる。別の線の駅がほかに2つあって、アクセスのいい街です。現に、帰りに人波について行ったら、地下鉄の駅に着いてしまった(笑い)
最初に来たのは2003年12月のライヴのときで、お誕生日の女性をステージに迎えて、「ホワイト クリスマス」をデュエットしたのだった。落ち着いた、感じのいい方で、今日のコーラスに参加されるのかな?と期待していた。居られたとしてもわからなかったが。
この 2003年12月 とすらすら書けるのは、昨日やっと『井上陽水FILE FROM 1969』を手に入れたから。便利ですね。まだそれを調べただけだが。
このホールは、音のバランスがよく、聴きやすかった。椅子もすわり心地がよく、千鳥配列というのか、ステージが観やすい。
陽水は声の張りもあり、ほっとする。
アンドレ・カンドレ時代に3曲のシングルを出したと、それぞれちょっとずつご披露。
「カンドレ・マンドレ」、「ビューティフル・ワンダフル・バーズ」「花にさえ鳥にさえ」(松山猛作詞・加藤和彦作曲)。2番目にあげた、クツをはいて出かける鳥のうた、もう少し聞きたかった。
いずれもぱっとせず(笑い)と。でも悩むこともなくて、若かったから。
そして、「井上陽水」名での最初のアルバムへとお話は進むのだが、「断絶」誕生秘話(大げさ!)については、どなたか書いてくださるだろうから省略。
“仕事場”のライブ喫茶でRCサクセションなどとの出会いがあり、清志郎さんの話しへ。昨日も話された一緒の曲作りは、どんな状況で持ち出したのか思い出せない、もう尋ねることもできないが・・・と。
「帰れない二人」への拍手は今日も大きく長く。清志郎さんへの気持ちも含まれているのでしょう。
陽水ファンの多くは、RCファン、または清志郎ファンであることが、今回よくわかった。
この小さなコラムにコメントをくださる方たちの気持ちも熱い。8日の府中の帰りにお会いした方は、「4月の終わりにまだ持っていない清志郎さんのアルバムを買ったところなんです」と悲しそう。9日市川へ関西から来られた方は、「朝、青山に寄ってきました」と。わたしは家に帰ってニュースを見ただけだが、この日青山葬儀場で“葬儀式”が行われていた。ファン4万数千人の列が夜中まで途切れなかったという。
今日は珍しく「5月の別れ」に「自然に飾られて」が続く。5月のうたと6月のうた。でもそう思って出来るものでもない、みたいな曲作りのお話しから、「ドレミのためいき」へ。この歌詞(も)、わたしは覚えられません。
アンコール「Love Rainbow」のコーラスに、小学生?中学生?の方とそのお母さまがおられましたね。可愛い!
「夢の中へ」ではほとんどみなさん立っていたが、なぜか涙。この曲、こんなに盛り上がるのに、ときどき悲しいんですよね。
そして「いっそセレナーデ」ではほんとに淋しくて。
最後に陽水が「ありがとう!ありがとう!Yeah!」と大きく叫んで。
またまた涙するのでありました。涙、涙の二日間、トシのせいか、わたし。
しかし、冷静に聴いたとしても、素晴らしいコンサートだった。拍手!
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.娘がねじれる時
05.東へ西へ
06.断絶
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.ジェラシー
11.5月の別れ
12.自然に飾られて
13.ドレミのため息
14.クレイジーラブ
15.限りない欲望
16.氷の世界
17.最後のニュース
18.少年時代
アンコール
19.Love Rainbow
20.夢の中へ
21.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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Love Rainbow と LOVE LILA 追加しました
2009年05月08日
井上陽水コンサート2009府中
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年5月8日(土) 雨のち晴
府中の森芸術劇場 (東京都府中市) 18:30開演
午前中はカミナリも、と陽水が言っていたように、雨が降ったり止んだりの日だったが、京王線東府中駅に着くと、雨上がりの空が青い。つい、「雨あがりの夜空に」(RCサクセション)のメロディが浮ぶ。人々について行けばそこがホール。裏手は大きな森(公園)。雨を含んだみどりがもう深い色。
忌野清志郎さんのことを、陽水はたくさん話してくれた。
40年近く前、ライブハウス“青い森”などで一緒だったミュージシャンたち。中でもRCサクセションのこと。メンバー3人、忌野とか破廉とか名前も印象的で。こんな曲を、とちょっとづつ。
清志郎さんがアパートへ来て曲を一緒に作った。2曲。「待ちぼうけ」もこんど聴きたいです。
無口というか、不器用でもあり、ぶっきらぼうなようだが、芯はあたたかいひと。
「残念です」と言う陽水の感情を抑えた声、淡々とした話しぶりに心打たれた。
「帰れない二人」も唄いきって、大きな拍手が続いていた。がんばって唄ってくれたのに、わたしは涙を抑えられなかったが。でも、何かラクになった。
話してくれてありがとう。唄ってくれてありがとう、そんな気持ち。
今日は、清志郎さんが会場にいるような、そんなコンサートだった気がするのはわたしだけだろうか。「ジェラシー」も「少年時代」も「クレイジー ラブ」も「限りない欲望」もあの曲もこの曲も、彼に捧げられたように聴いたのだった。
もうひとつ言うならば、今日の陽水の気迫。ただならないものがあったように思う。
府中のお客さんはおとなしたかったけれど、感動は大きかったのでしょう。終演後のCDやグッズ売り場は近寄れないほどだった。
付記:特に「最後のニュース」の府中ヴァージョン。震える想いで聴きました。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.娘がねじれる時
05.東へ西へ
06.白い船
07.帰れない二人
08.飾りじゃないのよ 涙は
09.リバーサイド ホテル
10.ジェラシー
11.5月の別れ
12.ドレミのため息
13.クレイジーラブ
14.限りない欲望
15.氷の世界
16.最後のニュース
17.少年時代
アンコール
18.Love Rainbow
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
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2009年05月05日
清志郎と「COVERS」のことなど
2009年5月2日(土)
時刻は3日の0時を過ぎたころ、ネットのニュースに「忌野清志郎 逝去」の文字。愕然。呆然。
知っている曲は20あるかないか、その程度の一般人のわたしだが、例えばテレビから流れるCM曲で彼とわかる。噛むように唄う、その声でわかる。
いまも記憶にある、1988年6月のある日の新聞広告。
「RCサクセションのアルバム『COVERS』は、素晴らしすぎて発売できません」というふうな広告。ひねった宣伝コピーかと一瞬疑った。でも、実際、発売は中止されたのだった。
海外の有名曲のカバーを集めたこのアルバム、訳詩は清志郎らしい超意訳も多く、そのうちの反核、反原発の詞が、発売予定の東芝EMIの属する東芝グループ(原発に関わっている)の意に添わなかったという事情はあとでわかった。
結局別のレコード会社から数ヵ月後に発売され、わたしたちは、胸のすく想いで聴いたものだ。(いまそのCDを探したが見つからない)
中には素直な訳詩もあって、「サン・トワ・マミー」は、ほとんどはよく知られている歌詞のままだったと思う。この曲は、テレビ番組「やっぱり猫が好き」のテーマ曲。もたいまさこ、室井滋、小林聡美の三姉妹の日常のドラマというか、コラムのような番組だったが。
想い出す。最終回のエンディングで、矢野顕子とのデュエット、ライヴで唄った。終わって「うまくいったね」と笑顔の矢野に、「うん」とうなずいた。
想い出す。陽水のライヴ番組で、「変わらないね」と言った、揶揄を含んだ笑顔。『YOSUI TRIBUTE』の高原の夏草の匂いのする「少年時代」。
想い出す。武道館での画像「帰って来たぜBaby!!」。それはつい最近のこと。
想い出す。「笑っていいとも!」で唄った「Day Dream Believer」
♪ ぼくは day dream believer そんで 彼女はクイーン ♪
(「そんで」って!ね。)
トークが苦手らしく、いつもギターと一緒。
現実は容赦なく、通夜だ葬儀だと突きつけてきて。でも、どの画面にもホントに悲しみが愛があるように思えて。「ぼくの好きな先生」の姿もあったね。
ネットの中にも、溢れんばかりの悲しみの言葉、感謝の言葉。こんなにも愛されているんだね。
自らを、King とか God とか称しながら、ちっとも重々しくはない。
その軽いスタンスにわたしなども惹きつけられているのかも。
きっと、こちらからあちらへ、ひょいっと軽く越えただけ。
そして、むしろ近くにいる。武道館まで行かなくても、会えるところにいる。
2009年05月01日
井上陽水コンサート2009長野
「井上陽水 40th Special Thanks Tour」
2009年4月26日(日) 晴
長野県県民文化会館(ホクト文化ホール) 17:30開演
ついてない日があるとしたら、今日がその日だろう。
晴れ間が出たので、善光寺御開帳で混雑の長野へは遅く着こうと、新潟でうろうろしていた。できれば高所から海と佐渡を見たかったが、また雨模様。午後1時ごろ新潟駅に行くと、乗るはずの列車が強風で運休だという。不信心の報いか。仕方なく新幹線でいったん東京方面へ戻り、高崎で長野へ折り返す。たしかに最も速いのだが、このまま帰ったほうがよいような気も。
(計画はゆとりを持って)
長野の県文は着いてみると「ホクト文化ホール」の看板がかかっていた。ネーミングライツ?いま調べたら、この4月1日からだったようです。
ベンチでひと休みしてホールへ踏み出したところで、地面がせり上がり足が止まる。来たな、と思う。新幹線のVターンに平衡感覚が狂ったか、昨日のライブの興奮でビールを解禁したのがいけなかったのか。地面に坐って手探りで薬を摂取。幸い芝生やベンチのある場所なので、不審がられなかった(と思う)。 (体調管理は自己責任)(油断は禁物)
暗いところで数時間じっとしていれば治まるので、あと戻りせず入場するのが最善の策。歩けるようになったところで、ふらふらと座席へ。新潟と違い、1階席は平で闇に沈んでいるのがありがたい。列の端なのも〇。また薬を飲む。盛り上がらない観客が近くにいると、近所はしらけるものだが、お隣は熱心なファンの方で気づく様子もないので安心。
誕生日を目前にして目を瞑って聴く ♪バカだな~ は格別でした(笑い)
こんなふうだったり、途中で席を離れたりの観客ではあったが、今日のコンサートも引力が凄い。少しだけかと思った「白い船」も最後まで唄われて、これは予定外か?
「ジェラシー」を息をのんで聴く。いやはや、高崎から戻って来てよかった。
終わればかなり体調は復活していて、よろよろ急いで“あさま”に乗り、墓参りのために佐久へ向かいました。
(終わりよければ全てよし)
そうそう、ここ長野だったか、今日がお誕生日で、チケットはプレゼントだったという方がコーラス隊におられた。
沢山の幸せを集めて、ツアーは続く。
次は連休明け。春夏で唯一の東京都(府中市)で、続いて千葉県市川市です。
01.Happy Birthday
02.青空、ひとりきり
03.闇夜の国から
04.娘がねじれる時
05.東へ西へ
06.白い船
07.断絶
08.帰れない二人
09.飾りじゃないのよ 涙は
10.リバーサイド ホテル
11.ジェラシー
12.5月の別れ
13.ドレミのため息
14.クレイジーラブ
15.限りない欲望
16.氷の世界
17.最後のニュース
18.少年時代
アンコール
19.Love Rainbow
20.夢の中へ
21.いっそセレナーデ
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
Chorus 向かって左から Rie fu 藤田真由美 我那覇美奈
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