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2006年10月16日
井上陽水コンサート よこすか芸術劇場
井上陽水コンサート2006アンコール公演
2006年10月16日(月) 晴
よこすか芸術劇場
横須賀。何年か前のツアーのスタート地。何年前だったのか、こんなときはとても詳しい陽水ファンサイトのデータベースを頼りにしていたのに、残念ながら閉鎖されてしまった。そこでこうしてせっせと通って記録しようとしてるわけで・・(半分嘘)
その、何年か前のときは、店頭でチケットを扱っていた西友に朝並んだのだが敗北。それを思うと、三階席だって何のその!ひとしお嬉しい。
会場は港のすぐそばにあって、海際の公園のデッキを歩いてみると、船が何隻か。軍艦か?空母がいるのは別の場所なのか。この海を飛びたつ飛行機がわが町の上を通るという因縁?のある港でもあります。
ホールはオペラ劇場のような馬蹄型で、2階から5階までの客席が切り立つようにステージと1階の客席を取り囲んでいる。各々2列づつなので、3階でもそう遠くはないが、高い。
最初はギターの音が豊かに響いておっと思ったが、バンドになるといくらかキンキンしていたような気がする。
「今日は東京から、えーとなんとかいう有名な道路を通って・・・降りたら街が・・・」横浜横須賀道路(通称横々)のことでしょうか。ご自分の運転でドライブもされるそうですから、よくご存じでしょうに、「なんとか」ってところが、“らしい”です(笑い)
「自分のような舞台に立つ仕事をするものの気持ちを歌った曲」と4曲目。ほっほー、そういう歌だったのか!解釈は聴く者の自由と思ってはいるが、この言葉で、別のイメージをもって聴きました。よりしっくり来て、とてもよかった。
このツアーで1曲目の座を占めつづける「青空、ひとりきり」でいきなりツーンとする。イントロをひとりで弾いていた(多分)3曲目、はかなく始まる6曲目、お行儀がいい曲なので自分的にはあまり上位にないけれどこのツアーではつい聞き入る8曲目、ピアノとの掛け合いがいつも嬉しい9曲目と進んでバンドの部へ。
今堀さんのギターでのイントロが、何かな?何かな?と思わせた11曲目。酔いそうでした。またまた14曲目で泣きそうになって、そしてどんどん盛り上がって。
耳になじんだ曲が多かったけれど、聞き応えは充分。いい加減でとよく口にされるけれど、歌うことについてはとんでもない!工夫のない手持ちの札だけではこんなに聴かせることは無理ですよね。
ホールの会員の方以外は先行発売がなかったこのチケットでした。だからか首都圏ではあっても地元の方が多かった様子。口々に上手だねー、よかったねーと。
終演後のロビーではCDの売り場に人だかりがしていました。
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
リストは追記に書きます。よかったらご覧下さい。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03.なぜか上海
04.カナリア
05.夏まつり
06.心もよう
07.いつのまにか少女は
08.海へ来なさい
09.飾りじゃないのよ涙は
10.11:36 LOVE TRAIN
11.ワインレッドの心
12.リバーサイドホテル
13.ジェラシー
14.新しいラプソディー
15.新しい恋
16.感謝知らずの女
17.長い猫
18.氷の世界
19.少年時代
20.アジアの純真
21.渚にまつわるエトセトラ
22.夢の中へ
23.傘がない
曲の歌詞はこちらでお読みになれます
2006年10月02日
4/11 石川厚生年金会館
2006年4月11日(火) 雨のち曇
石川厚生年金会館
金沢、この前は観光会館だったか、街が好きなのでまた来てしまった。今回ここで見るべきは「金沢21世紀美術館」。
ガラスを多用したモダンな建物。透明な内庭ふうの空間に緑が映って素晴らしい。桜にも街並みにも違和感なく在った。
一昨日新潟でまだつぼみだった桜がほぼ満開。陽水は即興で金沢と桜の歌を。
『11:36 LOVE TRAIN 』初めて聴きました。パワー全開!の曲。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03. 限りない欲望
04. 夏まつり
05. なぜか上海
06. いつのまにか少女は
07. 手引きのようなもの
08. 11:36 LOVE TRAIN
09. とまどうペリカン
10. リバーサイドホテル
11. 自然に飾られて
12. 新しいラプソディー
13. 新しい恋
14. 感謝しらずの女
15. 長い猫
16. 氷の世界
17. 少年時代
18. アジアの純真
19. 渚にまつわるエトセトラ
20. 夢の中へ
21. 傘がない
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
曲の歌詞はこちらでお読みになれます
4/9 新潟県民会館
2006年4月9日(日) 晴
新潟県民会館
新潟での目的のもうひとつは、信濃川の河口を訪ねること。この川の上流である千曲川沿いの村で育ったわたしは、川の終点を見てみたいと思った。 終点と言っても、川はそこで、終わりだけれど始まりで、なくなるようでもっと大きくなる。河口には独特の趣がある。
タクシーの運転手さんは、やや考えて、近くの展望台のある建物へ連れて行ってくれた。わたしは、砂地に、次第に広くなって海へつながる河口の姿を想像していたのだが、まるで違って、高いコンクリートの壁で守られていて近づけなかったのだ。大きな船が海から上ってくるほどの河になっていた。成長したわが子の姿を見た思いでびっくり(単なる知識不足か)。
会場に着いてみると、実はそこも上流の川岸で、堤防を水際へ降りることができた。波が寄せるさまが、半ば海のようだった。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03.限りない欲望
04.夏まつり
05.心もよう
06.飾りじゃないのよ涙は
07.いつのまにか少女は
08.御免
09.ジェラシー
10.リバーサイドホテル
11.自然に飾られて
12.新しいラプソディー
13.新しい恋
14.感謝知らずの女
15.長い猫
16.氷の世界
17.少年時代
18.渚にまつわるエトセトラ
19.星のフラメンコ
20.夢の中へ
21.傘がない
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
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4/8 長野県県民文化会館
2006年4月8日(土)
長野県県民文化会館
セットリストをKさんからいただきました。ありがとうございます。
『11:36 LOVE TRAIN』これから出るアルバムからの新曲初登場ですね。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03.夏まつり
04.心もよう
05.飾りじゃないの よ涙は
06.いつのまにか少女は
07.11:36 LOVE TRAIN
08.ジェラシー
09.リバーサイドホテル
10.自然に飾られて
11.新しいラプソディー
12.新しい恋
13.感謝知らずの女
14.長い猫
15.氷の世界
16.少年時代
17.渚にまつわるエトセトラ
18.星のフラメンコ
19.夢の中へ
20.傘がない
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4/6 山梨県立県民文化ホール
2006年4月6日(木) 桜
山梨県立県民文化ホール
都内からの中央線の車窓は満開の桜また桜。
桜前線と、それに逆行するようなスケジュールのツアーは、ここで交叉していたのだった。
甲府市にあるこの会場は4年前のツアーのスタートで、たしか『鍵の数』を披露されたのだ。初日のせいかややぎごちなかったように記憶しているが、青森で手に入れたパンフレットによると、この日のコンサートは印象に残っているとのこと。演奏者と聴くものの感じ方は違うのだろう。当たり前だが。
ロビーでは映画『かもめ食堂』のサントラ版も売っていた。公開がいつだったか・・・・ダメですねーすぐ書かないとみんな忘れてしまう。
今回のツアーも3回目となり、席も近すぎず遠すぎず落ち着いて聴けた日。
はじめの「昔の曲をアコースティックで」コーナー。陽水の意識が時を遡ってゆくようだ。MCで笑わせたあとでも、すっと自分の世界を創れるんですね!
『青空、ひとりきり』に連れられてわたしの心も深くて遠いところへ。何を探すでもなく、でも何かに呼ばれるように、すぐそこに何かがあるような。心がいなくなった体を音楽が次第に満たしてゆく。『新しい恋』がサントリーのCM曲であることにちなんで言えば、アンクル・トリスをウィスキーがいっぱいにしてゆくように。足の先から頭まで、たぷたぷと。
この会場に限ってのことではない。このツアーで私たちが経験するのは、深いところでの共鳴だ。何に?なぜ?
この日のあとになるが、テレビ(フジテレビ系『僕らの音楽2』)で陽水と対談した山田詠美さんが言っていた。ちゃんと言葉で表現するようにしている、というふうなことを。
わたしもあいまいな言い方ではなく説明できればいいのだけれど、出てくるのは、心がとか、伝わるとか、耳慣れた言葉しかないのが残念です。
『招待状のないショー』で終わって、ため息をひとつついて自分に戻る。
サプライズがなくても、『星のフラメンコ』があっても、満たされて駅へ家へ向かったのでした。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03.限りない欲望
04.夏まつり
05.心もよう
06.飾りじゃないのよ涙は
07.いつのまにか少女は
08.クレイジーラブ.
09.とまどうペリカン
10.リバーサイドホテル
11.自然に飾られて
12.新しいラプソディー
13.新しい恋
14.感謝知らずの女
15.長い猫
16.氷の世界
17.少年時代
18.渚にまつわるエトセトラ
19.星のフラメンコ
20.夢の中へ
21.招待状のないショー
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
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3/30 秋田県民会館
2006年3月30日(木) 雪 霙 雨
秋田県民会館
昨日の青森に続き悪天候だが、秋田はいい街でした。お堀もあるし川もあって昔の雰囲気が残っている。
ホールはお堀を渡ってすぐ、千秋公園(久保田城跡)の中にあった。広い公園で桜も多いそうだが、桜前線はまだまだ遠い。
終演後、隣の席に坐った方と秋田のお酒を飲みながら夜遅くまで話したのがいい思い出です。ずいぶん深い話をしたように思う。日常なにかとしゃべっているけれど、心の中みたいな話ははなかなかできないし聞けない。
昨日のコラムで書き忘れたけれど、『新しいラプソディー』はこのツアーの“目玉”ですね。勇気付けられます。いままであまり重く見られていなかったような(変な言い方だけど)曲なのに。
『長い猫』初登場です。
01.青空、ひとりきり
02.闇夜の国から
03.限りない欲望
04.夏まつり
05.人生が二度あれば
06.飾りじゃないのよ涙は
07.いっそセレナーデ
08.娘がねじれる時
09.とまどうペリカン
10.リバーサイドホテル
11.自然に飾られて
12.新しいラプソディー
13.新しい恋
14.感謝知らずの女
15.長い猫
16.氷の世界
17.少年時代
18.渚にまつわるエトセトラ
19.星のフラメンコ
20.夢の中へ
21.傘がない
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
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3/29 青森市文化会館
2006年3月29日(水) 雪・霙
青森市文化会館
「井上陽水コンサート2006」ツアーが発表になったのは、昨年の12月か今年の1月だったか。公式サイトでチケットを受け付けるって初めてだったので、エントリーしまくったらこれがハズレなしで。結果チケットの大人買い(?)
あとでそのツケ(お金と体力)に苦しむことになるのだがそれはそれ。勇躍初日の青森へ向かったのでした。
青森でのもうひとつの目的は、オープン間近の青森県立美術館。せめてその外観だけでもと思っていたのだが、雪で挫折。雑誌でチェックしていたお寿司屋が会場の近くにあるとわかって寄れたのがせめてもの慰めだった。
青森市文化会館の建物はとても大きくて、雪の中で待つのかな?との不安は解消。広い階段やロビーを何回も経てホールがある。
入場前にそのロビーのひとつでパンフレットを購入。入ってから今日発売のシングル「新しい恋」も。昨日買えたのは知っていたけれど、折角だから会場で買いたくて。
半年も経ってから書いているので記憶が定かでないけれど、バンドとの演奏の最初、淡い色のジャケットを羽織ってなかったかしら?すぐ脱いでしまったけどなかなか素敵でした。
一曲目が『青空、ひとりきり』とは!最初から力のこもった唄いっぷり。
MCになるとリラックスした感じで気持ちが暖かくなるようなコンサートでした。
そして、東北の聴衆はとても熱かった。
「春なのに雪の外を見ていてこの歌と・・・」と『小春おばさん』を。今日の天気がこうでなかったら、何の曲だったのでしょう。
「故郷に歌詞の石碑が・・・・」と話すと、客席から「何の歌詞?」と女性の声。
「それはおいおいわかると思う。その意味でここでこの話は早かった」とおかしそうに笑う陽水。
そして5曲目『夏まつり』の前に、
「それで石碑なんですけど」とさっき質問された方を手で指して
「石に刻まれた歌をうたって差し上げます」
次の日以降のコンサートでは、ちゃんと(笑い)『夏まつり』の前に歌碑の話が入るのだが、私はこのときの紹介とやりとりが一番好きで、よく思い出す。
初日ということでマスコミも多かったのでしょうか。この歌碑の話も翌日の新聞に大きく取り上げられていました。
忘れてならないのが新曲のご披露『新しい恋』、このあとずっと演奏されることになります。
終演後ぼーっとしてしまった私は、出口でふと気づくとパンフやCDを持っていない!幸い事務室に届いていてほっ。
ご親切な何方か、あのときは本当にありがとうございました。
01.青空、ひとりきり ギター今堀恒雄と 二人坐って
02.カナリア
03.限りない欲望
04.小春おばさん
05.夏まつり
06.心もよう
07.飾りじゃないのよ涙は ピアノ小島良喜加わって
08.いっそセレナーデ
09.娘がねじれる時 バンド全員と 立って
10.とまどうペリカン
11.リバーサイドホテル
12.自然に飾られて
13.新しいラプソディー
14.新しい恋
15.感謝知らずの女
16.嘘つきダイヤモンド
17.氷の世界
18.少年時代
アンコール
19.アジアの純真
20.夢の中へ
21.海へ来なさい
22.最後のニュース
23.傘がない
Piano & keyboards 小島良喜、Drums 山木秀夫、Bass 美久月千晴、Guitar 今剛、Guitar 今堀恒雄
曲の歌詞はこちらでお読みになれます