2005年01月16日
中村好文のカフェオレ・ボウル
建築家・中村好文さんのカフェオレ・ボウルです。
展覧会「建築家の流儀」に出品されていて、欲しくて受付の女性に尋ねたけどどこで買えるかわからなかった。
しばらくして、一緒に行った友人から、「あの、これ・・・」と渡されて、あけたらこのボウルが2個入っていました。2004年最大の喜びでした。
「建築家の流儀 ハンドブック」によると、中村さんは、アラン・ドロンが映画で「親指と中指をひろげてボウルの口元にあてがい、人差し指をボウルの内側に引っかけて微妙にバランスさせて飲むその手つきに見惚れ」「適当なモノが見つからないので、とうとう自分でデザインして作ってもらうことにしました」そうです。
なるほど!写真がヘタなのでわかりませんが、かなり深さがあります。これは熱いカフェオレをなみなみとは注がないためなんですね。
また、この10角形は、指が引っかけやすく、口元に治まりやすいのです。8角形だったら、口の端からコーヒーがこぼれてしまうかもしれません。
しかもまず、美しい!
私も昔映画で、フランスでは朝食のコーヒーを、ああいう器で飲むんだ!と、あこがれた記憶があります。飲んでいたのはジャン・ギャバンでしたが。
これをいただいて、早速カフェオレ用の豆を買いました。
中村好文デザイン カフェオレ・ボウル 最大外径137mm 高さ81mm 重さ300g いただいたものなので、値段はわかりません。
「建築家の流儀 ハンドブック」松下電工NAISミュージアム+中村好文+松戸真紀子 (建築家の流儀展-2004年6月19日から8月10日-にて配布)
塚本カナエ カフェオーレボウル
塚本カナエ 青白磁カフェオーレボウル(クロワッサンの店)です。
自分用のご飯茶碗を探していて、どこへ行っても見ていたけど、なかなか買いたいものがなかった。
これはご飯茶碗ではないけれど、ご飯用に使っています。あるときアイスクリームを盛ってみたら、とても似合いました。それ以来、ヨーグルトなどにも使っています。和え物などをちょっと盛るのにもいい。薄くてひらいた縁が優雅です。
カフェオーレボウルとうたっていますが、中村好文さんのように指を引っかけて使うのには浅すぎます。お抹茶のように飲むのでしょうね。
塚本さんの青白磁を最初に見たのは、ポットだったかカップ&ソーサーだったか。だんだん増えてきています。人気があるのでしょうか。
クロワッサンの店 「塚本カナエ カフェオーレボウル」 最大直径 120mm 高さ約60mm 重さ 160g ¥2,100
まちだ東急 JR町田駅前 042-728-2111(代表)
投稿者 蒼木そら : 16:57