2011年08月28日
カタログハウスで福島の野菜を買う
2011年8月26日(金)(2)
パナソニック電工汐留ミュージアムの帰り、地下鉄へ向かう地下道で「カタログハウスの店」のマップを発見。時間が余っていたので寄ることに。お店が新橋に移ってからは初めての訪問だ。
近づくと大きく「福島さんの野菜」の幕。そんなことを?と入ってみると、目ざとく日傘を見つけたお店の方に「ありがとうございます」と声をかけられる。そう、今年購入したUVカットの日傘だ。この一言で気持ちが動くのがお客というもの(笑い)。
野菜売り場に放射線測定器が置いてあった。洗濯機のような形で、野菜を入れたプラスティック容器をこの中に入れて測定するらしい。壁のモニタ-で数値を見ることができますとの説明。
そこまでやるなんて、素晴らしい!
わたしは測定は試さなかったが、この日に寄ったのも縁かとほうれん草など野菜を購入。まだ寄るところがあるので軽くてかさばらない物をと選びつつも桃に手が伸びる。福島といったら桃だものね。わたしには今期初モモだ。
なんと、パック米のプレゼントまでいただいて、他に何か見るつもりで寄ったのにその余裕もなく帰る。まあ、忘れてもいいようなものだったのだろう。
帰宅後にカタログハウスのサイトを見ると、福島産野菜の販売は、この日8月26日からだったそうだ。831円以上購入で、パック米プレゼントとのことだった。
置いてある測定器は正式には「微量放射能測定装置」。
この販売、ずっと続けて欲しい。スーパーなども見習うとよいのに。
投稿者 きさら先 : 16:25
2011年08月27日
「濱田庄司スタイル展」
2011年8月26日(金)(1)
東急BEの建築史講座のつもりで二子玉川ライズへ行ったら、なかった。
変更になった・・・のではなく手帖への記入間違い。ボケもここまで来たか!
折角重い腰をあげて家から出たので、気になっていた新橋の展覧会へ方向転換。
「濱田庄司スタイル展」パナソニック電工汐留ミュージアム
9月25日まで。一般500円、シニア400円、大学高校生300円、小中学生200円
陶芸だけでなく、ライフスタイルということなので、観たいと思っていたのだ。でも、陶芸もさすがに力があって心を惹かれた。洋の東西を問わず収集した陶芸品、家具などもある。イームズのラウンジ チェアとオットマンがアジアの民芸に違和感なく置かれていた。
大勢で集った写真の前に、再現された大きな食卓、照明を見る事ができる。ギターまたは三線を抱えて端に写っているのは何方だろう?
正方形で高さのある器がよく使われていたらしい。大鉢のような用途で。サービススプーンは「朝鮮匙」(たしかそう書いてあった)細い柄で先が丸い。これはどこかで売っていたっけ。西荻窪かな?
この組み合わせが気に入って、久しぶりにモノが欲しいと思った。震災で多数の食器を失って以来、購買欲が絶滅していたのだが。
濱田庄司という芸術家の、生活全般にわたってのセンスが観られる展覧会だった。こちらの気持ちも豊かになった気がする。
ミュージアムで頂いた半額券で2階でコーヒーを。200円では申し訳ないような折り目正しい接客を受ける。
ここからは戸外の地上1階を通して地下1階も見える。グリーンに彩られた重なった街が素敵だ。前の高層ビルを上り下りするエレベータの動きも楽しい。
次の予約まで時間があったので、もうひとつ寄り道をして帰ったのだが、朝から大きな予定ミスをしたくせに、この日のわたしはとてもついていた。
あとでわかったことだが、往路で乗った田園都市線がそのあと事故で遅れたとか。また、帰路の小田急線が、雨でやはり遅れたとか。うまく避けて帰れたわけで、ラッキー!
まあ、駅からは大雨で、娘の迎えで助かったのだが。
「濱田庄司スタイル展」パナソニック電工汐留ミュージアム 9月25日まで。
「東日本大震災による益子参考館損壊について」
登り窯を含めて大きな被害を受けたとのこと。5月のGWにとりあえず再開したがまだまだで、“少しでも早い復旧にお力をお貸しいただきたい”とのこと。
「東日本大震災緊急募金」
〇口座名義 財団法人益子参考館
〇振込口座 ゆうちょ銀行 00180-7-512585
〇口座名義 益子参考館震災再建基金 代表濱田晋作
〇振込口座 足利銀行 益子支店 (普通)3009661
投稿者 きさら先 : 13:03