« シャム猫ココシリーズ25作目 | メイン | 町田市立博物館「河井寛次郎展」 »

2005年01月13日

テレビ朝日「相棒」は面白い

 軽い刑事ものと思っていた「相棒」が実は骨太なドラマだと気づいたのは、2004年の10月の1話だった。政治中枢のスキャンダル、2回連続の大作だった(と思う)。
 (と思う)というのは、テレビ朝日の公式頁で確認をしようとしたが、記録がなくてできなかったからだ。現在の放送は第3シーズンになるという人気ドラマなのだから、もっと整備して欲しい。

 観る理由
 1.水谷豊が好き  
 2.共演者も好き 寺脇康文、鈴木砂羽 岸部一徳 六角精児
 3.キャラクター設定が好き
 4.テンポがよい 妙な引っ張りや、泣かせがない
 5.窓際刑事の水際立った推理に胸がすく
 6.ほかにまともな刑事ものがない
 7.割り切れなさ 哀愁感
  前回の最後 競技場のシーンは象徴的
 8.寺脇=刑事亀山薫のライバル 警視庁捜査一課の刑事たちの馬鹿馬鹿しさはあり得ないが 面白いので目をつぶろう

 さて第3シーズンの10話(2005年1月12日水曜日)
「ゴースト~殺意のワイン」

 作家が夫の編集者を殺すというと、「古畑任三郎」の中森明菜の回を思い起こすが、そこでもう損をしている。明菜は古畑と堂々と渡り合ったが、この頭の悪い犯人は、水谷=杉下右京に似合わない。だから今回亀山刑事が活躍したのかもしれないが。

 1.説明しすぎ
 2.岸部と六角がでない(笑)
 3.説明しすぎてるくせに、友人の編集者の愛情がもうひとつ理解できなかった。
 
 好印象も書いておこう。
 友人の編集者役の春木みさよ、地味な感じの女優だが、淡々としたセリフが聞きやすく、きりっとした感じをうちに秘めていて好印象。「阿修羅の如く」に出ていたというが、何の役だったのだろう。
 
------------------------------------------------------------

 「相棒」テレビ朝日 水曜9時

キャスト:水谷豊 寺脇康文 鈴木砂羽 高樹沙耶 岸部一徳 六角精児 他

チーフプロデューサー:松本基弘
脚本:輿水泰弘 他

第10話 2005年1月12日9時~放送
    ゲスト出演: 筒井真理子 春木みさよ
    脚本:東多江子
    演出:長谷部安春

投稿者 蒼木そら : 2005年01月13日 20:06